2020/9/19 堂ケ森(日帰り登山)

9月19日(土)愛媛県 堂ケ森《日帰り登山》

リーダー:Y内 参加者:K田、A島、K野(計4名)

坂出IC 5:00出発=伊予小松IC=保井野登山口 7:10出発…空池9:00…梅ケ市分岐点10:30…堂ケ森頂上11:15着、11:50出発…愛媛大学避難小屋12:10…梅ケ市分岐点12:50…空池13:30…保井野登山口14:35=石鎚山SA=坂出IC着16:15

-費用-1人辺り¥3,000

堂ケ森(どうがもり)。個人的には1年ぶり。記憶にはシャクナゲ道?の根っこのウネウネと稜線に出る手前辺りが滑りやすくハシゴ辺りが急だったような。巨大なきくらげだか岩茸も記憶にある。今日は2泊3日の縦走組さんと堂ケ森頂上までは同行なので楽しみ。坂出ICを出て、保井野登山口での準備中にT氏のザックを持たせてもらうと最初、うっ?持ち上がらない。今度は気合を入れて…、ものすごーく重い。20キロ以上ある。最低限3日分の水分や食料+装備だから。その時点で私には縦走できないかも。ちょっと凹んだ。

堂が森から伊予富士までの2泊3日の縦走組と共に登山準備

 

保井野登山口から元放牧場の柵の横をひたすら登る。道は歩きやすいが、ずっと上りである。景色は特になく森林の中を進むと次第に水の流れる音が涼しさを増す。お花もあまり見かけず気温は暑くもなく寒くもない。縦走組さんの足には、ひしひしとザックの荷重がかかってきてるような気配がした。最近、しわくに加入されたA君が前にいたが若さなのか体力があるのか全く平気そうで足取りが軽い。

30分おきに小休憩を取りながら空池まで。空池は名前通りの水のない池だった。トリカブトの紫色の花が咲いてた。

しばらく進むとシャクナゲ道に入る。記憶通りの根っこが向き出たウネウネと岩とで足場が悪い登山道に。段差も激しい部分もある。重装備にはもちろん足にきそう。少しだけ平面で緩い下りがあり、ほっとするのもつかの間、段差が厳しく足場も悪く狭い上りに入る。ハシゴも3か所、横にはロープも垂れ下がっている。

縦走組さんが「ザックが頭の上部にあるから木の枝にあたるとザックが揺れて、体を持っていかれそうになる!」と。怖い怖い!それを持ちこたえて登る縦走4人組。私は、すごいなぁ、タフだな!と何回も思った。

 

梅ケ市分岐点まで来ると稜線に出る。急に景色が広がる。松山市街地も遠くに見える。

面河湖(面河ダム)も。随分と登ってきたのがよくわかる。笹原の中をどんどん進んでいくと周りの山々が広がる。日差しも指して暑いけど空気が冷たいから丁度いい。堂ケ森頂上にある大きな銀色の反射板が見えた。あとひと踏ん張り!上り坂を登り切ったとこで縦走組さんはザックを下ろし、日帰り組はそのまま堂ケ森頂上まで。風があるが寒くない。

縦走組と集合写真を撮った後、お見送り

頂上にて記念撮影。ここで縦走組さんとはお別れ。頑張ってください!日帰り組は、昼食を。太陽の日差しを遮るものがないので暑い?頂上は冷えるだろうとバーナー持参したがカップラーメンは熱々に感じた。コーヒーやココア等を飲んでもらったが熱々で暑い中、何だか申し訳なかった。

一息ついて、せっかくだから愛媛大学の避難小屋を見に行こう!と。10分しないうちに着いて中を拝見。トイレもあり。小屋もトイレも綺麗。水の入ったペットボトル数本、毛布、ロープ等、救助用品も揃っていた。小屋を使用した方は¥500を箱に入れてくださいとメッセージが書いてあった。ここなら景色も良いし、泊まってみたいと思えた。

下山し始める。梅ケ市分岐点からは下りは気合を入れて行かないと危ない。草も茂ってたり、木の細い根っこに引っ掛かりそうになるし、滑りそう!その後もけっこう傾斜のある下りだし、石とか、ザレてて違った意味で滑る。

私は下りがすごく苦手!上りは、しんどいのはしょうがない!位に思ってるけど、下りは怖くて足が出ないときもある。昔、昔、一緒に塩飽いたころの仲間のK氏は同じウン十年たった今でも昔と変わらず身が軽い。この差はどこから来るんだろう?リーダーのY氏は「ゆっくり行こう!」と声をかけてくださるのに私は怖くて小走りになる?下りに疲れてきたころ、「後ろに転んだら尻餅着くだけやし、前にはポールがあるから大丈夫!」の言葉が呪文のように聞こえ怖さが減ったのは、ありがたかった。(^^♪

帰りには美味しいかき氷を頂いて帰りました。

 

今回の堂ケ森はお天気にも恵まれ縦走組さんと途中まで同行できたのは自分の中ではとても刺激になりました。ありがとうございました。記録:K野