223/6/24(土)山さろん 登山の基本

2023年6月24日(土)山さろん 登山の基本

場所:飯野山野外活動センター

担当:事務局 M田タ

参加者:M田ア、Y田、W邊、K北、S、S々原、M高、T下    計 9 人 

時間:9:00~12:00

≪内容≫

飯野山野外活動センター内において、まずはハイキングABCを使って「3.バテずに楽しく歩くには」のおさらいを行った。ハイキングABCは最近アマゾンでも売っているそうです。「(3)コース・登山口をしっかり確認」では、判りづらい登山口もあり事前に確認するべきとの話がありました。よく道迷いの原因として分岐の選択を慎重にすることなどと地図読みの大切さが改めて確認されました。沢登では、沢底が高い方が支流であることから本流との違いを見つける方法です。分岐では振り返って下山時の景色を確認しておくことや登山道の脇などに目印を見つけておくなどの意見がだされました。また、ヤマップに頼るのは危険との認識をあらたにするほかGPSの信頼性についての具体的な話があり、GPSが必ずしも正しいわけではないことが判りました。

「(4)歩き初めの30分」では、もっとゆっくりと出だしの30分を歩くべきだとの意見が出され、過去の事例からも歩き初めの速度はもっと気を付けるべきだとなりました。したがって、先頭のサブリーダーはマイペースで行かないように気配りが大切となりました。「(5)休憩時にすることは}では、しゃりばてを防ぐためにもその都度水分をとっておくことが全体通じて大切になることが確認できました。また、休憩時にはザックは山側に置くことが事故防止につながるとのことでした。「(6)急な登りでは」では、歩幅を小さくして消費エネルギを小さくすることが大切との話がありました。「(7)岩場・鎖場では」では、ベテランが梯子を踏みサンを持たずに横を持っていて落下した事故事例が紹介されました。「(8)下り道こそしっかりと」では、転倒から足首や手首の骨折が増えているとの話がありました。しわくでは下りで骨折事故が発生していることもあり、前足が着いてから後ろ足を上げることに心がける話がありました。「(9)自然をいたわる山歩き」では、飯野山で山野草を盗んでいく心無い人が多数いることを知りました。「(10)メンバーシップを大切に」では、慣れない人がリーダーとなった時などは失敗を批判することなく話し合い協力し合うことが大切とのことです。次に「登山と熱中症について」について掘り下げた話がありました。ここでは、暑さに慣れることは大切ですが全身で汗がかける体にすることが必要とのことでした。夏場、クーラーにあてっていては、たまに山登りをすると頭に沢山汗をかく人は特に注意して体つくりが必要です。

10:45からは、室内でまずは「ツェルトタンカ」作りを体験しました。ストックが無ければ木を使う方法もあるし、石を使う方法もありそうです。また、日帰り登山でもツェルトが持っていくべきだと思わされました。また、タンカの搬送は、手で持ってだけの移動では広い道幅の必要になるし手で持つだけでは持続できないのでシュリンゲを使って首につるして体残全体で運べる工夫が必要だと思いました。ザック搬送

 

の練習も簡易な方法でしました。

11:10から終了までは、チェストハーネスをしてから

 

同行者が転落したことを想定してのロープワークの練習をしました。特にマッシャとクレムリンを学びました。片手でのムンターミュールは事前練習をしっかりしておかなければできそうにないですね。今回で基本練習は2回目ですが、やはり担当が変われば内容は大きく違うので参加してためになりました。                            (記:T下)