2023/4/15(土)~4/16(日)京都近郊山行

2023年4月15日(土)16日(日)  京都近郊山行(愛宕山・金毘羅山・翠黛山・寂光院)

CL:Y内 SL:T田羅  参加者: S、Mミ、T寺、T口ア、Hマ、Y津      計8名

 

≪行程≫

4/15  坂出IC出発5:18―津田SA 5:50/6:05 ―室津SA 6:58/7:13―淡河SA7:51/8:00―桂川SA8:45/8:52

―京都南IC 8:55―清滝駐車場9:40/10:04 <表参道コース>渡猿橋10:04・・愛宕(あたご)神社二の鳥居登山口10:05・・・五合目小屋11:27・・・水尾分かれ小屋12:09/12:14・・・黒門12:43・・・愛宕神社・愛宕山山頂924m

13:05/13:30・・・七合目14:35/14:45・・・清滝駐車場15:50 ― 宇多野ユースホステル16:30(泊)

4/16 宇多野ユースホステル7:45 ―戸寺バス停8:15 ― 駐車場8:55/9:10 ・・・江文(えぶみ)神社9:12・・・9:25(道迷い)江文神社9:38・・・金毘羅山(こんぴらやま)573m11:05・・・翠黛山(すいたいさん)575m 11:55/12:15

・・・寂光院13:30/14:10 ・・・ 全員で駐車場へ向かい、途中から2名が車を取りに行き15:00合流帰途に着く

―鴨川西IC 16:00 ―吹田SA 16:30/17:00 ―淡路SA 17:50/18:50(夕食・反省会) ― 津田SA20:00/20:10

― 坂出IC20:40 解散

 

≪内容≫

4/15 早朝、雨の中、8人乗りレンタカーで京都をめざしました。今日は、京都の代表的な山である愛宕山に登ります。4時間半程度で登山口のある清滝駐車場に到着。駐車場の係りの方から「月輪時日う面は雨で危険なため通行禁止」と言われ、表参道コース往復に変更しました。山頂にある神社は、全国800以上ある愛宕神社の総本山で火除けの神様です。

カッパを着て身支度を整え、いざ出発。標高差930m往復約9Km、がんばるぞー。渡猿橋を渡って、表参道に向かいます。愛宕神社二の鳥居が登山口です。杉林の中、ひたすら急坂の階段が多い道を登ります。15分程の登るともう暑くなり雨も小降りで、衣服調整をしました。その後、再び雨あしが強くなり高度が上がるとほどに寒さを感じるようになっていきました。もみじの新緑も今日ばかりは感動が薄いです。アセビの花はたくさん咲いていましたが、ミツバツツジの花は数本でした。

七合目あたりで少しなだらかになって、左手に京都の町並みが見おろせる展望の良い所に出ました。T寺さんが「この道、合っている?道迷いしたかも?」と、立ち止まり確認をします。「この道しかないね。合ってるね。」と前に進むことにしました。本当に頼りになって心強いです。

地元の嵯峨消防分団が設置している黄色の救助目安の看板は1/40から41/40まであり、参考になりました。ちなみに41/40は山頂にあり、”火廼要慎(ひのようじん)”と書かれていました。

登り始めて2時間40分で黒門をくぐり、休憩小屋に到着。雨と寒さで手がかじかんでいましたが、椅子とテーブルが濡れていて休むことができません。ここから正面の階段を登りきった所、10分程で愛宕山山頂に建つ愛宕神社がありました。山行の安全を祈ってお詣りもしました。社務所横の建物で休憩ができ、雨風をしのげました。しかし気温9度、寒いです。火の付いていないストーブがうらめしい。昼ごはんを食べ、往路を下山。

三角点を目にすることはできませんでした。七合目あたりまで下りると小雨となり、体感温度も上がってきました。余裕が出てきて集合写真には笑顔でポーズがとれました。まだ駐車場まで、ほぼ階段が続きます。雨でぬれているので滑らないようにと気が抜けません。下山時間2時間20分、無事下りてこれてホッとしました。車で泊りの宇多野ユースホステルへ向かう前に、予定外の道を通るアクシデントがありましたが、30分程でユースホステルに到着。新しい建物で清潔感があり居心地がとても良かったです。夕食付きで5,650円。子供会の親子や外国人の客でにぎわっています。夕食後に、鍼灸師のT寺さんがお灸をしてくれました。ホコホコ暖かく疲れた足が喜んでいます。20時30分頃まで皆んなで話しを楽しみました。

 

4/16 晴れ。今日は金毘羅山から翠黛山を縦走(標高差約500m距離4.5Km)、下山後寂光院へ行きます。

ユースホステルで朝食をすませ、出発。登山出発地である戸寺バス停近くに駐車場がありません。駐車できる場所を探すこと、40分。江文神社近くの民家に「車あずかります」の貼紙を見つけ、やっと駐車することができました。

身支度を整え、出発。3分程で江文神社に到着。ここで現在地を確認しなかったために、江文神社が登山口である江文峠だと思い込んでいました。どんどん登って行きましたが、何か変です。登山道を探し、登ったり下ったりとウロウロしました。T寺さんが「元に戻ろう」と、江文神社まで下りました。近くに居た地元の方が、金毘羅山へつながる道まで案内してくれました。まわりをよく見ると、木に案内板が括り付けられていました。ほとんど字は消えかけていましたが。私の好きな雑木林を進んで行きました。

淡いピンクのミツバツツジや山椿があちこちに咲いています。自然石の階段を登って行くと、ひなびた雰囲気の琴平新宮社(ことひらしんぐうやしろ)がありました。

ここから道は、一段と急な石段登りが始まります。昨日の雨でぬれた落ち葉や石段を滑らないようにと気を付けながら登ります。稜線に出てしばらくすると、今度は岩場。変化に富んだ道で楽しくなります。展望のいい場所もあり、大原の里が眼下に広がります。三差路には大きな道標があり、確認できました。真ん中の道を登ると赤い鳥居の三壺大神(みつぼおおかみ)。ここが山頂と思っていましたが、金毘羅山の山頂はまださきでした。険しい下りと登りが続くと思っていましたが、5分程で山頂に到着。三角点も見つけました。登り始めて1時間半、あきらめなくて良かった。再び道標の所まで戻り、細い急な道を下りました。淡いピンクのツツジやシャクナゲに癒されながら、小広い翠黛山の山頂に到着。金毘羅山から50分程かかりました。ここで昼ごはんです。T口さんが買った”しいたけの巻きずし”が美味しかったです。

20分程休憩し、寂光院をめざして下山開始。急坂の危険な所も多く、ヤマップでルートを確認していましたが、油断をするとルートはずれをしてしまいます。でも、シャクナゲの群生地に興奮したりと山を楽しみました。1時間程下りを続けると民家の屋根が見えます。獣除けのフェンスをくぐり少し行くと、目の前が寂光院でした。

20分程拝観し、駐車場へ向かいましたが、途中Y内さんとT々羅さんが車を取りに行ってくれ、他の人達はその場で待ち、休むことができました。観光客でにぎわう通りをぬけ、帰路につきました。淡路SAで夕食と反省会をして、坂出IC駐車場に無事帰って来ました。いろいろな出来事がありました。今後の山行に活かしていきたいと思います。

皆様お世話になりました。運転された方々お疲れ様でした。

 

費用:約20,000円                                                記録;Y津