2020/7/19/(日)粟島 城山(じょうのやま) 島歩きを楽しむ

7月19日(日)に瀬戸内海の荘内半島の沖にある粟島の城山(じょうのやま)に9人で登ってきました。

CL:Haマ 参加者:I内 U井 T中 F井 T口 Y木 N村ア  (一般)M鍋   計9名

須田港9:10 ~ 粟島港9:25/9:35・・・城山登山口9:50 ・・・城山10:25/10:50・・・ 登山口11:12・・・
西浜海水浴場11:20 ・・・東風浜(こちはま)11:40/12:15・・・まちなみ散策・・・粟島港13:45/14:30 ~須田港14:45

須田港近くの海岸の駐車場に集合し、粟島汽船に乗り15分で粟島港に着いた。昨日まで天候を心配していたのに青空が広がっている。「海ほたるが鑑賞できる島」とのことで、海ほたるの置物がむかえてくれる。

今日は222mの城山に登り、島を散策する。民家の間を進むと、真新しい標識や壁画等瀬戸芸の時の作品があちこちにあり、整備されている。15分程で登山口に。登山道は整備された階段が続く。

途中「200mでも登りは、やはりえらい!」の声が。大きな岩を過ぎると、東屋があり、そこから少し登ると、三角点頂上に到着。

その上に展望台があった。360度パノラマの素晴らしい眺望だ。

 

天正年間にはお城があったとのこと。集合写真を撮り、東屋で島々の美しさを堪能しながら休憩した。

20分余りで下山し、島内を散策。

西浜海水浴場は白砂の砂浜が約1㎞も続く。水上スキーをしていた。例年なら海水浴客で賑わっていただろう。ここで昼食の予定だったが、木陰が全くない。木陰を探して進むと湾の反対側の東風浜に。海を眺めながら、ゆっくりと食事。
12:15東風浜に別れを告げ、島内散策へ。行きは通り過ぎた粟島神社に参拝。

I内さんが軽妙な口調で、「血糖は低めに!お賽銭は多めに!お酒は少なめに!」と。本当に神社に書いてあった。楽しい会話が弾んだ。
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旧粟島中学校は「日々の笑学校」として使われているようだ。

粟島海洋記念館を見学。

海員学校は明治30年日本最古の会員養成学校として開校、後に国立となるが開校当時は粟島村立だったとか。中野富三郎氏が私財にて創立。90年に渡り多くの海員を送り出し、昭和62年閉校。淡いグリーンの建物は今も粟島のシンボルとなっている。
海岸から山手にあがって、木々が茂る坂道を登って梵音寺へ。寺の横から更に奥にあがると大きな「タブの木」があった。

香川県の保存木とのこと。四方へ大きく手をのばしたような高さ12.5mもあるそうで、ちょっと神秘的な趣のある木だった。「県の保存木っていくつあるのかな?」と誰かが呟いた。後で調べたら香川県の保存木は116もあった。郷土の景観や地域のシンボルとして貴重である樹木を指定し、所有者など地域の人々の協力を得ながら大切に保存しているとのことだ。「アイスクリームでも食べたいね」大きな看板を見つけたが、あいにく閉まっていた。自動販売機も見つからない。粟島の観光キャッチコピーが「ゼロ・粟島~空っぽの自分に会いに来ませんか?~」だった。何もないのがいいんだ!
帰りの船は乗客がいっぱいだった。須田港に帰り、反省会をし解散。粟島を大いに楽しんだ。   記;N村ア