2024/2/11(日)堂山・六つ目山

2024年2月11日(日) 堂山・六つ目山

CL:Y津、 A:Y田、S、T口ア、S友、W辺、M田タ、T田

B:N村、T永昌、T永忍、Y関、                計12名

【堂山】304m。コース定数5(やさしい)。讃岐平野のほぼ中央に位置する里山。「堂山を守る会」「朝日をめでる会」などにより整備され、6:30にはラジオ体操が催され地元住民を中心に多くの登山者に愛される山。龍王宮から高松市内が展望でき、ヤマガラのさえずりが聞かれる。また、かつて山頂には山城(福家城)があった。頂上は樹林に囲まれ、展望はきかない。

【六つ目山】317m。コース定数6(やさしい)。通称、檀紙富士、御厩富士とも呼ばれ、さぬき七富士の一つに数えられている。長男が六つ目山、次男が伽藍山、三男は狭箱(はざこ)山のおむすび山三兄弟と称される。地図を見ると、等高線がまるで木の年輪のように見える。途中から足場の悪い急斜面をロープに掴まって登るような激急登があり、さぬき七富士の中では最も手強い山。

《行程》   ザ・ビック国分寺店8:20―堂山南口登山口8:30…堂山展望台9:00…堂山北嶺

(304)9:40…尾根コース 六つ目山(昼食)11:00…堂山北嶺12:20…堂山展望台

12:50…堂山南口登山口13:20―ザ・ビック国分寺店13:35

天気   晴れのち曇り時々雨

《内容》

夕刻からはにわか雨予報ではあったものの、スタート時点は晴れ。通常、南口登山口からだと階段を登るのだが、10mほど北側に新たな登山道が整備されていた。元来、個人が登山道を開拓するため堂山の登山道は多く、いつもの登山時に教えられたら各道を踏破しているのだが、この道は地元民でありながら知らなかった…さすが、リーダー!新道なだけに地面はまだふわふわで、随所に赤テープが配され、とても歩きやすい道だ。

ほどなく、龍王宮・展望台に到着。ここが頂上と思っていた人もいましたが(微笑)。鉄塔、302を順調に通過。3度のアップダウンの後、「304・堂山頂上・北嶺・福家城跡」に到着。なんと呼び名の多いこと。

ここから六つ目山に向けて北進。所々にロープが張られているものの、湿った地面で急坂、倒木をくぐってどこまでも下る。尾根コース?と思っていると、下りきったところの両側は谷になっており、地図上は尾根だ。こんな道を30分ほど進んで、やっと六つ目山のとりつきに着く。早速、いきなり急登が始まる。が、意外とすぐに「一合目」の看板が。ここで、2班に分かれB班の4名は引き返す。残り8名は、「頂上は十合目?五合目で終わりではないの?」というつぶやきをほほえましく聞きながら頂上を目指す。五合目では、リーダーに外国製のチョコレートをいただき、桃太郎の家来がごとくリーダーについて登る。三、五、九合目(奇数の看板しかない)の看板だけを目指して、ストックを助けに登り、邪魔になると途端に(笑)ストックは手放しロープに助けられながら、息を切らせて、足を取られながらようよう頂上へ。頂上は広く開けており、国分寺町の街並みが見渡せる。昼食を食べ、ストックはザックに片づけ、怪しい雲行きと気温の低下、西風の強まりに、雨が降り出す前に下山できることを願って、早々に下山。登りながら心配した急な下山だが、そこは皆さん山の会会員。ロープを掴んで後ろ向きに下りたり、サイドステップで降りたり、高い段差はしゃがんだりと、滞りなく難なくクリア。けがもなくてホット胸をなでおろす。

堂山を登り返しながら六つ目山を振り返り「あそこまで行ったんやあ~」と感慨に耽る。M田タさんの「足の親指、拇趾丘を使って歩く」という指導を実践しながら、あっという間に304まで帰る。いつも思うが、帰りのペースは速い。アップダウンの登りであってもだ(汗)。

龍王宮まで帰り、ヤマガラが手に乗せたひまわりの種(Y田さんからM田さんが預かってきた)を啄むのに、キャッキャというかわいい女子が2名。なごやかだ~

スタスタと最後まで下山し、予定より早く帰路に着いた。

ヒヤリハット:なし

費用:車賃一人100円                                       (記:T田)