2022/10/8(土)不入山(いらずやま)・四万十川源流ハイキング

2022年10月8日(土曜日)不入山ハイキング 

CL H田眞、 参加者:M田タ、T田羅Y関、K野、S原、T家、N路、Y内

一般参加:H(あけぼの)、I上(あけぼの)   計11名    

≪行動≫

5:45坂出IC出発—8:40道の駅「布施ヶ坂」—9:00四万十源流の碑…準備体操…9:23登山口出発・・・10:20源水点着(横別け道分岐)11:40不入山山頂着…(下山)・・・13:19源水点着(横別け道分岐)…14:19四万十源流の碑(着)

不入山は、全長196kmにも及ぶ四万十川の源流点があるところで、その昔は『女人禁制であった神聖な山』というお話をきいたことがあります。

≪内容≫

秋晴れの空気が少しひんやりとする早朝。11名、車三台に乗り込んで出発しました。

まずは、目的地にたどり着く前、休憩で寄ったのが道の駅「布施ヶ坂」は、見所のある地元の手作り農産物やスイーツなどがたくさん並び旅のスタートに気持ちが上がりました。美味しい芋天ぷら、安くて豊富な野菜(香川ではあまりみかけない「ハナニラ」に興味津々)、手作り栗豆パンは男性陣も参列して購入し、味も好評だったようです。思いがけず楽しいお買い物タイムになりました。

さて、登山口に到着し、ストレッチ体操をしていよいよ登山口から登っていきます。小滝を通り過ぎ、山の上方から流れてくる沢の流れにほっと心がほぐれます。この沢が四万十川の源流なのでしょうか。20分ほど登っていくと、「源流点」とかかれた手書きの木看板がありました。その看板の矢印が指すところを覗き込んでみましたが、水は出ていませんでした。

不入山を目指します。途中、ルートが崩れて流されているようなところがあり、先へ続く道が急斜面過ぎて不明瞭でした。ベテランメンバーに先を確認していただいて、大丈夫なようなので足場の狭い所を気を付けながら進みました。横掛け道を、左方面へ。途中、笹が背の丈くらいに高い所がありましたが、歩くルート上はしっかり刈られていて、整備されていました。ベテラン会員さん「笹は強いから束ねて支点にすることもあるよ」と、若手に知恵袋。なるほど。

さらに進みます。

まるで人工物の立派な門のように、木肌が綺麗なヒメシャラが、両脇にそびえたっていました。

とても印象的でした。そのヒメシャラの門を通るときは、なんだかちょっと特別な気持ちになりました。

遠くを見渡せるポイントからは、須崎湾が見えました。あともうすこしで山頂!というところは急登になりはじめ、残置ロープがありました。「ここ降りる時には、こわいよね〜」と女性陣。ゆっくりしたペースで進みました。不入山山頂着です。気温20度。

展望はあまりなかったようにおもいますが、遠くに白い鳥形山(稼働中の石灰鉱山)がみえました。

発破の音がしたので、興味津々で様子を眺めました。

お弁当タイムです。

高知市内からおみえになっていた4人組さんと交流しました。

私達とは反対側のコースを行かれるようで、そちらのルートの様子をお聞きすると「道が悪くアドベンチャーコース」との事です。

休憩を終えて、来た道を折り返します。

刈られた笹が滑りやすく、わたしもふくめて何名かは、ずるっと転んでいたようです。道中、ところどころ足下でかわいらしい紫のリンドウが咲いていました。それと、「わ!松茸!」と素でびっくりしたようなメンバーの大きな声がしたのでえっ!と思って、見てみたら・・・?

どうみたって松茸とは全然違うキノコではないですか(笑)楽しくって笑いがこぼれました。

まるで、寺院の庭園のように、苔生む緑の岩々が、目にやさしくひろがる、すてきな景色のところがありました。

源流付近の沢まで戻ってきました。沸かしてコーヒー飲んだら美味しいかも、とペットボトルに採水して持って帰るメンバー達。「まだ四万十本流も見たことないのに、先に源流を見てしまいました」とのメンバーもいらっしゃいました。

翌日、私も採水してきたそのお水を、珈琲にしていただきました。

美しい緑の苔生す、あの風景が、ふっと心に蘇りました。

1人当たり経費:4800円                           (記録 S原)