2020/12/20 初冬の雲辺寺を行く

12月20日 (日)雲辺寺山(927m)

リーダー:Se 参加者:Ha,Yo,Sas,Ya,Sak,Tu,Mat,Maa

《行動》

イオンタウン多度津7:00—-粟井ダム登山口8:00・・・・一升水8:40・・・・六地蔵分岐10:00・・・・雲辺寺着10:22/雲辺寺発11:16・・・・下山口12:55—-イオンタウン多度津着14:10

15日(月)から寒気団が南下し、本格的な冬の訪れとなり信越地方は大雪。

讃岐山脈もうっすら冠雪し、雲辺寺のコンクリート道は凍っているぞ!と期待と不安を抱え当日を迎えた。登山口の気温は5℃、風がほとんどないのが助かる。頂上への高度差600m。しばらく山に行っていない。頑張ろう!

いきなりの急登の階段を喘ぎながら一升水の展望所へ。

燧灘を眺めながら一息いれる。海風のせいか紅葉はほとんどなく、登山道は落ち葉に埋まり歩きやすい。へんろ道なのでベンチが多いのか、やさしい心配りだ。

標高700mあたりから吹きだまりに雪が残っているが、霜柱も凍結もなく順調にピッチを上げる。六地蔵からの分岐で、讃岐山脈トレイル登山時に付けた札を発見したが、六地蔵の下り道は落ち葉と雪に埋もれてわかりにくい。

分岐を過ぎるとロープウェイへの下りと交わり、ここからはほぼ平坦な歩きとなる。心配していたコンクリート道は、部分的に凍っているだけで問題なかった。ただ風が吹くと頬に突き刺さるほど痛く感じる。気温はさすがに0℃まで下がり、空は雪雲におおわれてきた。

本堂でコロナ退散とみんなの健康を祈願し、リーダーの案内で天空のブランコへ向かう。

 

海から吹き上がる風が更に冷たく、手がこごえるので厚手の手袋にはきかえる。スキー場からの展望は素晴らしく、赤星山と二つ岳頂上はすでに雪で被われ真っ白だ。休憩所のばかでかいストーブを私たちのひとりじめで昼食を摂り暖まる。Caféで赤ちゃんの泣き声がし、ハイヒールとスカートのお客もいる。天空のブランコのキャッチフレーズに引かれて来たのか。ブランコに乗ったHさん達、報告会で感想を聞かせてください。

下りは滑る心配がないので、みんな快適?(私は右膝保護の為ストックを使った)にとばして予定より早く下山口へ到着した。

反省会では、このルートは初めてなのでよかった。これから始まる冬山登山への気持ちの切り換えのきっかけになった等々。雪と氷は思ったほどなかったけれど、刺すような風を受けて、あの感触がよみがえり冬山到来を肌で感じた山行でした。

記:Sak