2023/11/3(金)~11/5(日)九重群山

2023/11/3(金)~5(日) 九重群山

参加メンバー:Y田CL、M田タ、Mカ、T寺(会計)、T田、Y津、U村、N川(記録)…計8名

《行程》

11/3(金)坂出IC==八幡浜港==臼杵港==長者原(駐車場)…あせび小屋

5:00  8:00/8:40 11:05  13:30/13:50   16:20

11/4(土)

白口岳~久住山周遊:あせび小屋…白口岳…中岳…天狗ヶ城…久住山…法華院温泉山荘…あせび小屋

6:45 8:50 9:55 10:30 12:00/12:20 14:00/14:30 14:40

三俣山周遊:あせび小屋…南峰…三俣山本峰…西峰…あせび小屋

6:45  8:45  9:05  10:05  11:45

11/5(日)あせび小屋…長者原==夢幻の里春夏秋冬温泉==別府港==八幡浜港==坂出IC

6:45 9:00/9:20 10:20/10:50 13:00/14:00 16:45 20:20

《内容》

今回は、晩秋の大分県の九重群山めぐりを満喫しようと、2泊3日で行ってきました。11/3(金)朝5時に坂出を出発し、フェリーで八幡浜から臼杵に渡り、一路 九重一大登山基地 長者原(ちょうじゃばる)へ。絶好の行楽日和を迎えた長者原は、麓のススキが原を楽しむ家族連れほか、思い思いの観光客でごった返しどの駐車場もいっぱいでした。何とか2台の車を駐車場にねじ込み、14時頃宿泊地であるあせび小屋に向けて出発しました。約2時間半の道程を経て暗くなる前に無事小屋に到着。今回泊るあせび小屋

 

は2泊とも幸いなことに貸し切り状態でした。初日の夕食は持ち込んだ食材で鍋料理をおいしくいただきました。近くの山荘で仕入れたお酒も入り22時頃までドンチャンと楽しいひと時を過ごしました。

翌11/4(土)は早起きし7時前に出発。前日打ち合わせた通り、4人ずつにコースを分けて登ることにしました。Y田さんM田タさんT高寺さんM森カさんは三俣山周回を、Y津さん T田さんU梅村さん それとN川は、白口岳~中岳~天狗ヶ城~久住山を周回。ここからは主に後者の白口岳~久住山周回コース

について記します。出発の小屋からしばらくは緩やかだったのですが、白口岳中腹からは岩場の直登が続き約2時間苦闘した後9時前に白口岳(1720m)に到着。先が思いやられるスタートとなりましたが、次に目指す中岳まではなだらかな下りと、ほぼ高低差のないトラバースで登りの分岐まで行けました。分岐から見上げる中岳はこれまた直登で大変そうでしたが、標高差は110mほど 約20分で登りきりました。この中岳は九州で一番の標高1791mをほこる山です。山頂は360°の展望で、九重群山が一望でき更に南には雄大な阿蘇山を霞みの先に望むことができました。北に位置する三俣山班とも無線機で連絡を取り合い、お互い遠すぎて見えない手を振り合い登頂を喜びました。その後はグリーンに輝く御池を見下ろしながら、天狗ヶ城 経由で最終目的の山である九重山(1786m)に12時丁度に着きました。この山は特に大人気らしく別のアクセスのよいルートを通り、軽登山を楽しむ人でごった返していました。ここで昼食を取った後、無線機で三俣山班と交信すると4人は12時前に下山したとのこと。こちらの下山予定時刻を告げ、改めて遥か南に鎮座する阿蘇山の雄大な眺望を目に焼き付けた後、下山を開始しました。急な岩場を長い時間下り、14時には法華院温泉山荘に着き、下山のモチベーションを高めてくれた生ビールを喉に流し込んだ後、あせび小屋へと帰りました。2日目の夕食はカレーライスでした。2種類のルーに牛すじを投入したそれは正にマイウー。前夜大いに飲んだM田タのお父さんは、この日はなぜかしらふ。「どうしたん?」と聞くと、「昨夜の飲みすぎをとても反省している」と神妙な面持ちで反省しきり。20時には寝床に入ってしまいました。少し心配。他のメンバーはこの夜も親交を深め、23時頃には就寝しました。

翌朝は前夜不調だったM田タさんもすっかり元気を取り戻しほんと安心しました。最終日の11/5(日)は朝のうち、 雲に覆われていたものの次第に天気は回復し爽やかな下山となりました。7時前に小屋を出て9時に長者原。その後 車に乗り込み 別府の夢幻の里春夏秋冬温泉に浸かった後 別府港へ。17時前には八幡浜に着き、その後高速を飛ばして20時過ぎには無事坂出に帰ることが出来ました。

今回の山行は3日間ずっと暑いくらいの好天に恵まれ、とてもラッキーでした。この九重の山々は荒々しさとやさしさを兼ね備え、四国にも また北アルプスにもない魅力的なものでした。また登山ルートは複数あり、どちらからもハイキングとして最適な登山ができることから、香川県にもこんなの欲しいなー、と思わず叶わぬ願いが口を衝いてでました。

最後に、今回食事担当いただいたY津さん、M田タさんをはじめ皆さんにはたいへんお世話になりました。お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。

一人当たり費用:¥34,500-                          (記:N川)