2024/1/27(土)~1/28(日)伯耆大山でテント泊

2024年1月27日~1月28日 伯耆大山テント泊

CL:N川   Y内(会計)、Y田、T田、U村(記録)...計5名

≪行程≫

◆1/27(土)

坂出IC 6:35== 下山キャンプ場 8:35…散策…  雪上訓練 12:00 …夕食 15:30…就寝 18:45

◆1/28 (日)

下山キャンプ場5:50… 夏山登山口 6:05…六合目避難小屋 8:05/8:23 … 弥山9:38/9:54

…六合目避難小屋 10:29/10:35…夏山登山口 11:40…下山キャンプ場11:45/13:45==坂出IC 16:30

 ≪内容≫

今シーズン最強の寒波が直前の23~25日にやって来ました。伯耆大山はどんな雪化粧をしているか楽しみです。胸を躍らせ、坂出ICを予定通り6時半頃出発しました。キャンプ場入口には予定より大分早い8時半過ぎに着き、車から降り立つと雪が膝の高さくらいまで積もっていました。しかも誰もキャンプ場に入った気配はありません。1歩足を踏み出すと登山靴がズポッーと雪の中に入ってしまうので、さっそく「ワカン」を登場させました。2足のワカンで入口からキャンプ場までのルートをN川さんと私(U村)で開拓しました。ワカン初体験の私は新雪での歩きやすさにビックリ!その勢いでテント3張分のエリア(5m×12m程度)をみんなと一緒に踏み固めました。そしてテントを張ると冬山テント泊の実感が湧いて、ワクワクしてきました。

12時からは、歩行訓練をしました。大神山神社の少し先まで歩いていき、雪山の歩き方、ラッセルや雪上でのビレイ等について、Y田さんが講師となり教えてくれました。T田さんのラッセルは、フォームがとても綺麗でした。

 

お待ちかねの夕食は、T田さんが仕込んでくれたキムチ鍋です。キムチで程よい辛さの味付けとなり、タラや豚肉も入ってボリーム満点の鍋が出来上がりました。ふと鍋から視線をずらすと、なんと大吟醸が出てきて、大変口当たりの良い日本酒で乾杯して、あったかい鍋を16時からつつきました。19時前には明日に備えて就寝しました。

2日目は、山頂に登る日です。日の出前の6時5分に登山口を出発。歩いて少し経つと、周りの霧氷や雪が日に当たり輝き出して、すごく素敵な世界が見えてきました。

 

登山道は沢山の人が歩きトレースがついていましたが、所々で足を滑らせる所があるため、足元を見て注意深く歩きました。そして、たまに頭を上げるとこのすごく素敵な景色が目に飛び込んできて心がワァ~と躍りました。冬山は、夏山とはひと味もふた味も違う楽しさを感じました。

2時間くらい歩き、疲れながらも6合目の避難小屋に着きました。ここからしばらく急登です。12本爪アイゼンに替えて、喘ぎながら1歩1歩登っていきました。そして、とうとう木道があると思われる場所に着きました。真っ先に、「あっ!風がほとんど吹いてない。運がいい!」と思いました。この辺りはよく強い風が吹く所だったからです。これで、山頂までいけると確信しました。ところが山頂に近づくとガスって視界が悪くなりました。一人だと心細くなったと思いますが、みんなと一緒なので安心して歩けました。

 

着いた山頂小屋は表面が雪で覆われ、まるで「白いお菓子の家」みたいでした。冬の山小屋って、こんな感じになるんだと、とっても驚きました。山頂に行って、みんなで記念写真!。夏に登った時に比べ、大変体力を使った(足が滑り無用な力を使った)ので、登頂した喜びはひとしおでした。一方、私の後ろを登っていたY内さんはとても元気で、すごいなぁと思いました。2年連続の登頂成功だそうです。

下山は、打って変わっていいペースです。登りの半分のタイムで降りてくることが出来ました。キャンプ場でテントを撤収し、坂出ICには16時半に帰ってきました。今回、寒波のおかげで冬山らしい大山に会えて、すばらしい樹氷、景色も見られて最高でした。皆さん、ありがとうございました。お疲れ様でした。

 

一人当たり費用:10,000円                                (記録:U村)