2021年12月11日(土) 山さろん
開催時間:9:00~12:00
開催場所:飯野コミュニティセンター
担当:自然保護・T中 参加者:M田タ、M田ア、S、Y木、N川 計6名
《内容》
◆1時間目:9:00~10:30
外部講師:Y井 智子(かがわ自然観察会)
講師紹介
Y井講師は一年を通し、かがわ自然観察会活動をされている方です。月ごとにテーマを決め、参加者を募り、五色台を舞台に種々の観察会を持たれています。ご自身も子供の頃、五色台に近いところで育ち、学校から帰るとすぐに山に入り、遊んでおられたとのことです。なので、自然についての造詣が深く、五色台の魅力を存分に語ってくださいました。
講義内容
- 五色台の自然について…自然を観察するのは高い山、深い森に行く必要はない。5つの道具、即ち「五感」(見る・聞く・触る・臭う・味わう)を働かせれば、ちょっとした散歩でも自然を深く観察できるとのことです。
- 五色台で出会える77の季節の花…月ごとに咲く花を、写真入りで紹介したパンフレットをもとに解説されました。
- 危険な生き物…スズメバチ・マムシ・イノシシ等。特にイノシシは雑食性につき、地中の昆虫(幼虫)および球根類を食い荒らすため、貴重な動植物(セミ・ヘビ・希少な花など)が減ってきている。また、スズメバチについては15㎝くらいのフィギュアを使い、生態とかススメバチ遭遇してガチャガチャがするのは戦闘態勢に入っているので5m以内には近づかないようにするなど際の対処方法の説明がありました。
ただ大切なのは、自然に分け入る人間は、お邪魔させてもらう立場であって、危険な生き物たちが優先であることを心得ておいてほしい(キャーキャー騒いだりしてはダメ)とのことでした。
2時間目:10:30~11:00
内部講師:S 紀子
講義内容
- 山筋ゴーゴー…室内の椅子を各人1脚ずつ傍らに置き、全部で9種類のメニューをレクチャーしながら、全員でワークアウト。その目的はもちろん、山登りに適した基礎的な筋力をつけるためです。なので、毎日少しずつでも続けられるよう、工夫してほしいとのことでした。
3時間目:11:10~12:00
内部講師:M田 隆
講義内容
- パーティレスキューで必要なロープの結び方…室内に広いスペースを設け、講師が用意したロープ類をもとに実技指導を実施。簡易ハーネス・樹木へのクローブヒッチ(ペアになり相手の腕を木に見立て)・ダブルフィッシャーマンズノット・ブリッジプルージック等の、山行ですぐに役に立つロープワークのレクチャーがありました。
(記:T中・N川)