2020/2/8,9 山さろん レスキューに必要なロープワークとザック担架搬送講習

今月の山サロンは、2月8日午後からロープワークの勉強後、飯野山ナイトハイクし、テント泊で 交流、2月9日午前中、ツエルトを使用したシート搬送の予定でしたが、ナイトハイクの参加者が 少なかったので中止し、土日、日帰りで開かれた。

2月8日(土) レスキューに必要なロープワーク 参加者 CL:S上ヒ 計10名

10名の参加でスタート、S上ヒさんの指導のもと、各自、簡易ハーネス(スリングを使用)を付け トレーニングが始まる。 クローブヒッチ⇒自己確保、ムンターヒッチ、ナインノット等、基礎知識の復習、入会して日の 浅いH木さんを中心にミッチリ勉強した。その後、ツエルトを使用したシート搬送梱包を勉強し、 各自真剣にトライした。でもなかなか難しい。 明日午前中は、今日のロープワークをしっかり復習して、再びザック担架搬送の勉強の予定です。

2月9日(日) ザック担架搬送 参加者 CL:S上ヒ 計7名

午前9時、再度S上ヒさんの指導で先ずは、昨日勉強したツエルトを使用したシート梱包・搬送 を行なう。シート梱包は、雪山で被災者の保温のために行なう。 ツエルトの上に被災者を寝かせて、左右から被せてダブルロープで梱包する。足首、膝上、腰部、 胸部、左右の耳の横、頭の上の順にクローブヒッチで結ぶ。足首、胸部、頭の上はダブルで結び、 膝、腰、耳横はシングルで交互に結ぶ。(ロープで結ぶとき、カラビナをシートに包んで結ぶ。) 頭の上部で、ダブルロープでインラインエイトノットを作成し、還付カラビナをセットする。 ダブルロープを還付カラビナに通して折り返し使用し、三方に振り分けて引っ張る。下ろす時も、 上げる時も頭部を上にして搬送する。

みっちり勉強し、これは何度繰り返し勉強しないと身につかない。 その後、ザック担架搬送を行い、内容の濃い山さろんを終了した。 安全・安心の登山をめざす上で、山サロンでの繰り返しの勉強は本当に大切だと感じた2日間で した。 記:M田ア