2023年11月19日(日) 救助隊講習会
登山道で負傷者が出た場合の対処法を学ぶ
救助隊講習会が飯野山野外センターで開かれ、県下6団体から会員34名(丸亀しわく山の会からは6名)、愛媛県から5名、計39名参加しました。
はじめに、S藤救助隊隊長から最近の登山事故状況について、A山名誉教授による日本山岳クライミング協会の資料に基づいて紹介されました。
山岳遭難事故は、50代から70代の事故が依然として多く、2022年事故登録者の事故で女性の事故が増えており、その中でも転倒による事故が多い。
〝危険に気づかなかった〟が多く、危険予知能力の低下がある。認識が出来ていないと危険回避行動をとることが出来ないので、どこに危険があるか予知能力を高める努力が必要である。
講演を聴いて、全国の事故状況の統計から事故の特徴を掴み、各会の定例山行や普段の山行に生かして行きたいと思った。
戸外に出て、ストックを使用した
松葉杖の作り方、
チェストハーネスやフルボデイハーネスの作り方を実演した。ロープを使った引上げ・確保方法について実演した後、登山道に場所を移して、負傷者が出た場合の対処法を学んだ。