山さろん「学ぼう手当」一次救命処置の手順について
日 時:令和5年8月27日(日)9:00~11:30
場 所:飯野コミュニティセンター
担 当:自然保護部・T口ア
講 師:日本赤十字社 香川支部 4名
参 加 者:T口ア、N山、Y田、Hマ、T永昌、U井、S井、Mミ、Y田、M田ア、Y関、Y内、S々原、
N村、K田、15名 一般参加:Mダイ1名 合計16名
今回は登山や日常でも活用できる救命処置の実習として①胸骨圧迫+AEDの使用方法 ②三角巾、カットバンの使い方について学びました。
はじめに、講師から胸骨圧迫を行うことについて話がありました。「仲間が山で倒れたら、意識があるか、呼吸があるか、確認できない場合や、はっきりとわからないような場合、また心肺停止かどうかもわからない場合は、とにかく胸骨圧迫をやりきること。そして、街中では119番すると10分以内に救急車が来るが、山では来ません。自分たちだけで胸骨圧迫をやりきることで仲間の命が助かることがある。また、AEDも山ではありません。AEDが5分以上かかるような場所ではとにかく胸骨圧迫を行うことが大切です。」と説明がありました。
次は、2名ずつ7組に分かれての実習です。
最初は人形を使って30分ほど胸骨圧迫の練習をしました。圧迫する場所や速さを学び、やり続けるためには交代しながら行うことも学びました。
続いてAEDと胸骨圧迫を併用して行う方法も30分練習しました。
続いて三角巾、カットバンを使った手当の方法を学びました。こちらは登山でも役立つことが多いと思われました。
実際にお互いをモデルにしながら行いました。行ったのは次の通りです。
- 三角巾の折り方 2つ折り、4つ折り、8つ折り、16つ折りの作り方・結び方
- 三角巾を使った頭、腕、膝、足首(捻挫)の怪我の手当の方法
- 三角巾と新聞紙とタオルを使った肘、腕の手当の方法
- 三角巾とビニールの買い物袋を利用した肘固定の方法
- ツエルト、ストック、枝とスリングを使った足の手当の方法
- カットバンで指先、関節、手の水かきの部分を負傷した場合の貼り方
今回は、外部講師による講習会でしたが、講師の方が山登りをされていた方々でしたので、登山での事故等を考慮した説明をしていただきました。感想としては、「あっという間に時間が過ぎたなあ。参加してよかったなあ。知っておくと、やっておくと何かと役に立つなあ。」という思いがした講習会でした。さっそく例会でみなさんに周知していきたいと考えます。みなさん、楽しみにしてください。
(記:Y田)