2021/3/27(土) 寒峰 フクジュソウを見に行ってきました!
リーダー:M田ア 参加者:M田タ、光M、N川、T下 計 5名
≪行動時間≫
道の駅・もみの木パーク6:40/6:55出発=道の駅・西祖谷7:50/8:05=林道登山口8:40/9:00…福寿草群生地9:35/9:50…標高1330m・休憩とN川さんへのミニロープワーク10:25/10:38…栗枝渡(くりしど)10:50/10:55…湿地帯11:20…寒峰(1605m)昼食12:06/12:35…湿地帯13:01/13:11…栗枝渡(くりしど)13:31…標高1170mの稜線との分岐点13:56/14:01…林道登山口14:35/14:43=落合集落=道の駅・西祖谷休憩と反省会15:35/15:52=道の駅・もみの木パーク16:55解散
≪山行報告≫
以前から福寿草(フクジュソウ)の季節になると寒峰の話が出ていて、行った人からは「奇麗だったね」の話を聞くにつけ気になっていました。意を決し右手を上げ参加にしていましたが、相変わらず右ひざに不安がありました。雨の影響で登山も1週間延期され福寿草の状態が気になっていました。でも初参加の寒峰の福寿草に期待しました。
当日朝は、快晴で西側の低気圧の影響で東風が入っていましたが、今日1日は心配なさそうな空模様でした。
道の駅・もみの木パークからはM田さんとN川さんの車2台に分散してほぼ予定どおり出発しました。新しい猪ノ鼻トンネルの威力はすごく、途中のトイレ休憩の「道の駅にしいや」では予定より30分早くついていました。
神社(標高800m)の前を通過して標高950mの林道登山口の脇に車を止めいざっ出発。
今回のメンバーでN川さんは、丸亀しわく山の会初参加です。これまで一人で里山に登っていましたが、初めて山の会に入り始めて里山以外の山登りとなりました。
登り始めて13分ほどで沢筋に福寿草が笑っているように咲いていました。黄色が鮮やかです。もう遅すぎてダメかもしれないと思っていましたがラッキーです。
脇に山シャクヤクの新芽が立ち上がってきていて堅い蕾をつけたのもあります。登山道沿いにはミツマタの木も目立ち下向きの花をつけているのが印象的でした。寒峰の名前からも寒いのではと思い防寒対策はしていましたが、天気も良く暑かったですね。
出発してから35分ほどで福寿草の群生地につきました。現地の看板には、1万m2の広さだそうですが範囲がわかりません。
あちらこちらに元気よく咲いた福寿草がかわいいですね。心が和みますね。ここまで来たからこそ見られる景色ですがよく盗掘で荒らされないものだと感心しました。
急坂を抜け小休止のとき時間も余裕がありN川さんへミニロープワークのレクチャーを行いました。栗枝渡(くりしど)のピークをすぎ稜線からトラバースに入る標高1465mあたりのところで温度計が木にくくりつけられていて、15℃をしめしていました。
栗枝渡(くりしど)1415m四等三角点
西寒峰の斜面にも福寿草
湿原地に到着しましたが雪も水も無い。動物が水飲み場にしていたようなところが中央に見えました。ここまでで登頂組と別れる予定でしたが人数も減り時間の余裕もあり、天気もいいことから全員で寒峰を目指すことになりました。
寒峰峠の手前の樹林帯の中に雪渓が残っていました。最後の坂を上りきりササ、ススキの原っぱに出ると周囲の視界が開けました。
登ってきた尾根、右のピークが西寒峰
萱原に出ると寒峰は目の前
シラビソの立ち枯れも目立つようになりました。予定より早く1605mの寒峰頂上に到着。360°全開で見渡せます。
山頂から天狗塚の眺望
昼食を済ませ下山開始。登りで見た福寿草も下山時には、日陰にかかった花は少し花びらを閉じ始めていました。
落葉樹も多く新緑時期も紅葉時期もよさそうな山です。
福寿草群生地の上の方
ミツマタの木
事故もなく下山も終了。
下山してから落合集落の岩とうふを買おうと寄り道しましたが、完売で買えないことが心残りです。今度は、予約しておこう。 (記:T下)