2024/3/27(水)竜王山公園・遠見山・大仙山

2023年3月27日(水)竜王山・遠見山・大仙山 

CL:T口ア 参加者:T下、M田タ、M田ア、W邊、S上ハ   計 6名

≪行動≫

坂出ヤマダ電機駐車場7:30発―竜王山公園駐車場9:25/9:45・・・・お女郎岩9:56/10:09・・・鞍部10:20・・・・遠見山10:50・・・・西鎌尾根11:05・・・・竹峰峠・・・大仙山11:30/12:00・・・・・遠見山・・・・・竜王山公園・反省会13:40解散

標高差466m

≪内容≫

昨年は、色々忙しく、山どころではなかったのですが、今年になってから少し余裕が出来て、ウォーキングから始めて堂山巡りを再開しました。やっと、しわくの皆さんと一緒に山行を楽しめる体力が回復。庵治の山は、未知の山でもあり、里山をのんびり楽しみたいと思って参加しました。

当日は、雨天が続く毎日で心配していましたが、ドンピシャの晴天です。竜王山(標高239m)公園の駐車場は、北に小豆島の全容が望めるよく整備された芝生公園になっています。気温は、8℃で少し北風がひんやりしますが登山には丁度いい。右に屋島、遠見山を望み、ウグイスの声を聴きながら、もと来た車道を5分ほど下り、「あじ竜王公園」の看板を右に曲がると車道からすぐ左の登山道へ入ります。雑木林の木漏れ日が心地よく歩きやすい登山道です。途中の「お女郎岩」の大岩から西側の庵治集落と五剣山を堪能し、立石山・八幡神社分岐の鞍部(標高95m)へ。七分咲きのヤマザクラの根元にお地蔵様が鎮座しています。ここから、遠見山(標高235m)へはウバメガシの林の急登で足元はザラザラで滑りやすく注意を要します。頂上は、20m四方ぐらいの台地になっていて、ヤマザクラが10本ほどとベンチがあり、360°の展望台です。ヤマザクラは、残念ながらピンク色の蕾。さらに先に進むとなんと「西鎌尾根」の標識が突然現れました。名前は忘れましたが、麓の集落の西の尾根になっています。大業な名前は山好きな里人の遊び心かな?。海では、漁船が白い波をたてて5~6隻出航しています。「なんの漁?」なのか、しばし談義しました。ここから20分ほどゆるゆると下り、竹峰峠(標高95m)から急登を登り大仙山(131.5m)に到着しました。ここも360°の展望です。4m四方の瓦屋根の石室(雨乞い祈祷所跡)があり、西国第14番にもなっています。初めて見る「舟隠し」と「庵治湾」にしばし往時を偲びました。昼食後は、もと来た道を引き返します。

竜王山公園駐車場に到着するとトンビが「あれっ!」と思うぐらいすぐ近くの真上をゆっくり舞っています。下では、M田タさんが座って何かを食べていたのを狙ったように急降下してきましたが、無事でした。反省会の後、せっかく庵治まできたのだからとT下さんに案内してもらって、庵治漁港の乾物屋で新鮮なイカナゴの釜揚げ、ちりめんじゃこを買ってご機嫌で解散しました。

 

標高差466m、歩行距離約7km(渡邊さんのスマホ情報)の里山歩きでしたが、雑木林の登山道でも絶妙のタイミングで展望があり、小さいながらアプダウンの急登の繰り返しで面白い縦走路でした。地図で自分の位置も判りやすく縦走路には、浸食されて角が丸くなった巨岩(花崗岩)が点在し、大古にはここが海の底だった事がわかります。ヤマザクラも往路には、暖かさのためか1輪から6輪、七分咲きから満開へと変わり春を楽しませてくれました。

地蔵のある鞍部で箒とガンジキを持った里人に出逢いました。雨のあとは、ウバメガシの落葉が濡れて滑るので掃除にきたとゆうことです。どこの里山も土地の愛好者の方たちに守られているようです。里山ならではの出会いに感謝とホッコリです。ヒヤリハット無し。

費用:1000円/人                         (記:S上ハ)