2023年3月19日 (日)志々島・博智山
CL:Hマ 参加者:Y田、S、T口ア、M田タ、M田ア、M高、T田、S井、T寺、F井、S々原、
Y田、W辺、Y津、T下、Mミ 計 16名
≪行動≫
詫間マリンウエーブ駐車場8:10集合・宮ノ下港 8:30 ― 志々島港8:50‥横尾の辻9:35/
9:45・・・大楠10:00/10:10・・・・楠の倉展望台10:17/10:20・・・・・ 天空の花畑10:30・・・・・ 志々島港11:00/11:30―宮ノ下港11:50―明神川砂防公園駐車場(昼食)12:15/12:45 博智山登山口13:00博智山山頂13:30/13:40・・・・・博智山登山口14:10・・・・明神川砂防公園駐車場(反省会)14:20/14:30
場所:香川県三豊市志々島、博智山標高237m
≪内容≫
河津桜の満開の候、三豊市のマリンウエーブに各自駐車し、徒歩で港へ行き船に乗りました。私たちは登山スタイル、他に乗船する人達の中には、家族連れで子どもたちと一緒にお墓詣りなのか?お花などの荷物を抱えた人々も多くいらっしゃいました。3月21日のお彼岸の頃であり香川本土?で暮らす人々がお彼岸のお墓参りなのかと想像しながら志々島の大楠やのどかな景色を期待しながらひと時を過ごしました。島へ着き歩き出すと直ぐ、小さな小屋が数多く置かれている所が目に入りました。昨今、テレビ放映で志々島の魅力が放送され、島の魅力はご存じの人も多いと思います。この小さな小屋は志々島の人々のお墓です。両墓制と言う【遺体を埋葬する墓】と【霊魂を祭る墓】の二つの墓を作る習わしによって築かれているのだそうです。小屋型のお墓は【遺体を埋葬する墓】は通称【埋め墓】であり、墓石で築かれた墓は【詣り墓】なのだそうです。小屋の正面にはすだれを下げているものが多く、朽ちかけているものもありました。お花や掃除用具などを抱えつつ親から子や孫へ島への墓参りが伝承され続けていることは、大事なことだし素敵なことだなぁと感じました。
道標に従って進み、横尾の辻へ着くと近くの島々がとてもよく見えました。粟島、佐柳島、高見島、広島などを確認し景色を楽しんだ後、大楠に向けて出発しました。みんな大楠を見たい触れたいパワーを授かりたい等、思いを抱きながら行くと山道を少し下ったところに大楠がありました。樹齢1200年の大楠はとても太い幹、左右に張り出した枝、木の幹に寄生している植物も生きいきと葉を受生し青々と育っています。夏になると大楠の周辺にはウバユリが群生するそうです。大楠はその根っこを守るため、大楠の鳥居の前からロープが張られそれ以上近づく事が出来ないようになっていました。そのため大楠の幹に触れることが出来ず、ロープ際から触れられる枝の部分に手を添えてパワーをいただきました。
大楠からちょっと西方向へ登ると楠の倉展望台があり、展望台の窓枠から借景のように写真を撮影し景色を楽しんだあとお花畑へ進みました。
元々志々島での産業として漁業から花づくりに移行し、人口が減少していくなかで島民最後の「花き農家」の高島孝子さんの御主人の亡き後、息子さんがお母さんのためにシバザクラを植えたのが始まりだったそうです。時期的にシバザクラはまだ咲いていませんでしたが、ネモフィラのブルーの花がきれいに咲いていました。そしてキンセンカや河津桜が咲き誇り、木製ブランコに乗って遊んだり写真を撮ったりしました。またシバザクラ満開の時に訪れたいものだと思いつつ詫間に戻りました。詫間から博智山登山に向けて車に相乗りで明神川砂防公園へ行き昼食を食べて博智山に登りました。ところどころに馬や将棋に関係した道標があり「さすがばくちやなー」「此処に登って運が付くかなぁ。」などと話しながら歩きました。237mの標高であること、道もわかり易く近くに駐車場もあり遊び心をくすぐられる博智山でした。みなさんお疲れ山でした。!
(費用)船賃一人620円(団体割引にて個人支払い) (記録:M美)