8月8日(土)剣山・大剣谷 《沢登り》
リーダー:Y田
参加者:Y田、S原、I洋、Y内、 計4名
8月8日(土)入渓8:45…大劔神社着13:30
昨年、CLのY田さんが辿った軌跡を頼りに県道脇の下を流れる沢からアプローチ。思いのほか気温が低く、入水するのを躊躇したくなる。そろそろと沢に入ってみる。「冷たい、冷たい」「もう少し陸を進めるのでそちらから行こう」ということになって一旦、水からあがる。
I洋さんが先日参加した沢登りは、水温16℃だったとのことに驚く。今回は水温を計らなかったが、たぶんそれほどまでには低くはないように思えた。沢は、苔むす緑の爽やかな景色と、まるで遺跡のような巨石が創り出す自然の造形美。何処となく屋久島にでもトリップしているような気分になった。
水の冷たさは、入っているとだんだんと慣れてはきたが、動くのをやめると途端に肌寒い。まさか8月中に、こんな寒い思いをするなんて。なんだか不思議なのであった。11:30 ちょっと早めだけどエネルギーを入れないともたない!ということになり昼食休憩。お湯とカップ麺を持ってきていて正解だった。昼食を済ませ、さてあまり日も当たらず、肌寒いのでそろそろ動きたいなと、と思ってたら他のメンバーも同じだった様子。途中、8メートル位の滝が出てきた。写真映えしそうな美しい滝。I洋さんは、傾斜のキツい滝の右側から這うようにして、他のメンバーは滝の左側から高巻き。その先、前回はロープを張ってムンターでのぼったらしい6メートル位の滝は、今回フリーでのぼった。見た目には圧倒されるけれど、以外に掴むところも多くて大丈夫。しかし水量は多くて、顔面被りまくりだった。メガネっ娘には不向きではある。
今回の山行で一番の難関は、最期沢を出てから一般登山道へ向かうガレ場の直登か。途中、登ってきたところを振り返ると、崖のようにさえみえた。掴むところもあまりなく、足下は全部浮き石ときた。20分位は登っただろうか、上の方に登山道をゆく人たちが見えてきた。
おば様連中達が「こんなところ登ってくるなんて凄いわねえ!」と我々に声を掛けてくる。13:30大劔神社着。しばし付近で景色を楽しんで寛いだ後下山。
記:S原