2020年10月11日(日) 愛媛県 銅山峰(きのこ狩り)
天気:曇りやや小雨
―参加者―
Mカ(CL)、Y田(SL)、Se、On、Mタ、Mア、M高ご夫妻、S鞘、S原、T口、S藤、T永、T羅、A木、N山、H田、K野 合計18名(車4台)
―行程―
多度津イオン7:05出発=善通寺インター=新居浜インター=東平登山口8:50出発
きのこ自生地到着10:30…きのこ狩タイム?…11:15出発…銅山峰ヒュッテ着11:50
昼食…銅山峰ヒュッテ発12:25…東平登山口14:00着 集金 反省会 解散
―費用―
1人¥1,800
台風の影響で中止かも?と落胆してた。何故なら昔、琴南の山できのこ狩りをした時、毒々しい紫色のシメジが予想外に滅茶苦茶美味しかった記憶があったので、きのこ狩りに期待が膨らんでいた。台風が早めに去りお天気回復にての決行!やったー!行ける!
わくわくで車を走らせるが新居浜に近づくにつれフロントガラスに雨粒が。?
合羽を着るかどうか微妙な感じの雨。東平の駐車場に着くと車は少ない。木々が一部紅葉してる。素敵だ。ここには2回目。初夏の西赤石山登山の時に大量のアブに襲われ虫よけスプレーを射しながら走った場所だった。
今日は肌寒い感じ。足元は、湿っているので滑りやすい。石の階段、木の根っこ等、かかとに重心がかかろうものなら簡単に滑る。台風の影響なのか結構、崩れて危険ぽい箇所が多い。木の枝が折れて、道を塞いでたり、足元の地盤が緩んでたり、気は抜けない。小さな沢を渡るときも岩に薄い苔がはえてたりするので用心。一番怖かったのは木の橋。表面に苔。中が腐ってそうな個所も。長さも長いものもある。しかも「この橋、私の体重に耐えれるのか?」みたいな橋に何回か出くわす。その度に早く渡り終えたい!けど滑るから落ち着いて!と何度も心の中で繰り返す。きのこ狩り嬉しいな!と、どこか呑気に構えていた自分を戒めた。
でも、怖いことばかりじゃない。名前がわからないけどキノコがあちこちに生えてる。沢の水の色も澄んでて綺麗だし、流れる音も心地よい。緑も濡れてるから鮮やかだし深呼吸すると気持ちいい。30分おきに休憩。悪路と上りの連続を終える頃は沢から遠ざかり落葉松林へ。ずっと上りだから体感は涼しく気持ちよくても汗はかなりのもの。段々に足元は歩きやすくなるので気持ちが緩み、きのこ探しに目がいく。
登り切ったら右に曲がると平坦なとこが到着だよ!と。途端に足が軽くなる。着いてザックを置き、サアサアきのこ狩り(^^♪はさみとスーパーの袋を手に木が茂った斜面に突入!
あれ?自分の中のイメージは、きのこ?畑位にきのこがニョキニョキと生えてるのかと思ったら、よく見ないと見つからない。枯葉で覆いつくされた斜面を登るうちに目が慣れてきたのかきのこの笠の部分が目に留まるようになってきた。あるある!またあった!ここに群生しとるよ!いろんな声が飛び交う。そのたびに私はあっちにフラフラ、こっちにフラフラと。「きのこ狩りで迷い遭難」とかの文言が頭に浮かぶ。なるほど、これは夢中になり、周りが目に入らなくなるわけだ。周りに人がいることを確認しながら、あっという間の30分。収穫はいかほどに。さすがに塩飽のメンバーさんは袋が重い!同じ時間収穫したのに。やはりキャリアの差を目の当たりに。しかし、まあまあ大漁!ちがう大収穫!!(^^)かなり満足するとお腹がすいて早く銅山峰ヒュッテに向かう足取りが早くなる。
銅山峰ヒュッテに到着すると有名な管理人のおばあちゃんが出迎えてくれた。御年〇〇才、もうすっかり歳なんて忘れたわーと朗らかな笑顔に癒された。昼食を終え記念撮影をして下山。きのこ狩りの場所以外は道案内の標識も新しいし、道に迷うことはなさそうに感じた。
下山道は崩れた個所はないが滑るのだけは注意しながら下る。道中の端々に、またまたショウゲンジ茸が生えているのが目に留まり何本かは採ったが斜面のいたるところに群生してたが残念ながら危険なので見送るしかなかった。あらためて、このお山はショウゲンジ茸の宝庫なんだなぁと。
駐車場が近くになるにつれ、登山道は土から石畳になり滑りそうだから、山側の路肩を歩く。沢の水の音が大きく鳴り響く。もうすぐ到着できるなぁと安堵感が広がる。最後の沢の橋下手の下は昨日までの雨で水が渦巻いてた。朝は雨の心配、途中は滑落、滑りの心配で始まったが予想外の大収穫と瑞々しい緑の青さと道中のきのこ達やメンバーさんの配慮にて楽しいキノコ狩り?の一日だった。
記 K野