2022年9月23日(土)第6回 讃岐城跡巡り(九十九山城周辺)
CL:T下 SL:M田ア Y関、M高、N山、M、S上ハ、N村 計8名
≪行動≫
JA高瀬駐車場集合・JAにて買物8:00/8:20 ― 今西製菓8:38/8:45 ― 連光寺8:55/9:05 ・・・・
九十九山城9:40/9:57・・・・ 連光寺10:30/10:35 ― 興昌寺10:44/11:03 ― モカ(ランチ)11:15/12:10 ―
カンショク(豆腐)12:20/12:40 ―柞田城址12:47/13:00 ― 高丸城址13:19/13:40 ― 山地蒲鉾店13:45/14:00
― 城山寺(岡本城)14:10/14:28 ― JA高瀬14:50・反省会 解散15:07
≪内容≫
今日は、観音寺周辺の城跡巡りをしながら、お買い物を楽しみます。朝JA高瀬に集合し、すぐに出発する予定でしたが、「帰る頃にはブドウや野菜がなくなっているのでは」との思いが一致し、先にJA高瀬の産直で買い物をしてから出発しました。
最初は、城跡巡りより先に観音寺市の町中の狭い道を入り、「今西製菓」へ。リーダーが前もって注文をしておいてくれたお煎餅屋さんです。
土間に注文品のダンボールが積まれた問屋さんのようなお店でした。割れ煎の入ったお買得の大きな袋や贈答用箱入りを受取りました。
そこから車で10分程移動し、今日の本命の九十九山ふもとの蓮光寺に行きました。
九十九山(つくもやま 江甫草山)標高153mのサヌカイトの山で、別名、有明富士(ありやけふじ)とも呼ばれ讃岐七富士のひとつです。頂上の九十九山城跡へは、蓮光寺の石段から
ミニ八十八か所を通り登山道を登って行きます。
脚の調子が良くないM田アさんとMさんは別行動で、6名で低山だけど結構急登のある道を登りました。
途中大きな洞窟があり、第二次世界大戦の時に造った防空壕だそうです。
山頂手前には、平坦な曲輪の跡がいくつもありました。山頂は、井戸跡とされる窪みがあり、本丸の跡らしい平地がありました。そこから、さらに南側の展望台まで進むと、有明浜が見えました。
集合写真を撮り、滑らないよう気を付けながら下山し、蓮光寺で別行動のお二人と合流しました。お二人は琴弾公園を散策していたとのことでした。
次に行った興昌寺(こうしょうじ)は、長い階段の上に大きな塀の寺で、境内の左奥に草屋根の一夜庵(いちやあん)
があり、風情ある空間に魅せられました。俳諧の祖、山崎宗鑑が過ごしていた日本最古の俳跡といわれており、「一夜庵」の名は宗鑑が来客の一夜以上の滞在を許さなかったことに由来していると説明がありました。九十九山城の城主細川氏政が、1578年長曾我部に攻められ落城した時、「一夜庵」の前庭で自刃したと伝えられているそうです。
今日の昼食は、「グリルレストラン モカ」で頂きました。ゆっくり昼食をとった後は、次の買い物に向かいました。
お豆腐屋さんの「カンショク」は大きな倉庫の豆腐工場が並ぶ一角に昨年新たに開店したという、おしゃれな店舗でした。皆それぞれに豆腐を買い、豆乳ソフトクリームを食べた人もいました。次々にお客さんが訪れ、人気のお店でした。(私が購入したおぼろとうふ(100円)は、お勧めです)。
次に向かった柞田城(くにたじょう)は、柞田公民館の横に「柞田城跡」の石碑が建っていましたが、遺構が確認されていなく、位置も定かでないとのことでした。この辺りの東側には、柞田飛行場があったとの説明もありました。
20分程移動して、一心寺に車を停めて高丸城(観音寺城)があったという「殿町」と呼ばれる地域を少し歩きました。
堀跡とされる区画があり、子供達が遊んでいた公園に「観音寺城」の石碑がありました。街中に石碑だけが残っているのは、城跡だと気付かずに暮らしている人もいることでしょう。高丸城は香川氏によって築かれた居城といわれており、一心寺は香川氏の菩提寺で、その山門が高丸城の焼け残った大手門を移築したものと伝えられています。居城は、平時に住んでいる城で、山城は戦闘時に使う詰めの城だということです。
立派な山門から5分程の所に「山地蒲鉾店」がありました。有名な老舗の蒲鉾屋さんで、先日テレビで新たな取り組みが紹介されていました。店舗の横の大きな倉庫の前で、お団子を買う人が並んでいました。イベントのようでした。団子は横目で見て、いろいろな種類の蒲鉾を買いました。
最後の岡本城跡がある城山寺(しろやまじ)は車がやっと通れるような狭い急斜面の道を登った山の上にありました。岡本城は現在の城山寺境内一帯に築かれていたそうで、寺の裏には山城の遺構として土塁・空濠が現在も残っていました。どの寺も広い境内が整備されており、管理が大変だろうなと感じました。
4つの城跡巡りと買い物も終え、14:50にJA高瀬駐車場に戻り、反省会をして解散しました。楽しく、大満足の1日でした。今回も、膨大な資料を準備し、参加者を楽しませようと組まれた企画をして頂いたリーダーのT下さんに感謝です。
費用:650円/人 ( 記;N村)