2022年7月30日~7月31日 剣山・次郎岌・一の森 キレンゲショウマ山行
CL:Y田、SL:M田タ、T田、O野、Y内 計5名
<行程>
7/30 坂出IC駐車場6:00――見ノ越駐車場08:45――西島リフト駅10:00
一の森分岐10:15・・・・剣山頂上ヒュッテ11:00(宿泊)
7/31 剣山頂上ヒュッテ07:30・・・・見ノ越駐車場09:00―木綿馬(ゆうま)温泉13:00
― カフェ喫茶みかも13:30――坂出IC15:00
<内容>
沢登りが雨予報で中止。登山組も雨を嫌ってか中止にしたとのことで宿泊予定の5名のみの山行となった。6時に坂出IC駐車場に集合。曇り空の中、コロナ感染予防を考え車2台で出発、見ノ越駐車場に8時30分に到着。まだ車の台数はそう多くない。
丁度着いた頃に雨が落ちてきた。全員、雨具を着て8時45分出発。
私は雨降りの山行がしばらくなかったのでザックカバーを忘れ中身が濡れないか気になりながらの出発だ。雨が降る中、先頭のM田さんの歩きが少し早足だがリズムが良い。皆、黙々と歩いている。聞くとM田さんはこのリズムの歩きが一番体調に合っているとのこと、これより遅くても早くても調子が狂うらしい。
久しぶりの剣山への登り道は広くて樹木も多く気持ちがいい。
途中3分程立止まっただけの休憩で9時45分西島リフト駅に到着した。
依然雨は降り続いており、次郎岌には行けるのかと心配になってきた。10分程休憩の後、尾根筋刀掛けの道へと出発、
今日の予定の次郎岌を諦めキレンゲショウマを見に行くことになった。10時15分一の森へ続く分岐から行者場へ向かう。10分程下った所で登ってきた別の登山客が「行場は道が崩れそうで行かないほうがいい。ここから少し下った所で見られる」と正に金言のアドバイス「しかし、まだ蕾が多かったな」の言葉にやっぱり早かったかと落胆の声が聞こえる。5分程下った所でキレンゲショウマは群生していた。
9割方が蕾で一週間程早かったようだ。しかしながらクリーム色の下向きの花は美しく、かれんで心が洗われる思いがした。10時45分頂上ヒュッテへの分岐に帰ってきた。
11時雨が大降りになる中ヒュッテに入り
濡れた装具を乾燥室で脱ぎ掛け早々に部屋に入った。ヒュッテは改装していて部屋は小ぎれいだ。T田さんは新設の一人部屋だ。
すぐに宴会が始まり唐松岳バス登山の反省からO野さんの九州ひとり旅、ワイン嫁との新婚生活など興味が尽きない話で盛り上がった。窓越しに雨は降りやまず、明日の次郎岌は大丈夫かなと心配しながら21時頃就寝。
翌日は6時頃起床、窓の外は霧が立ち込め小雨が降っている。
私(Y内)だけが準備して次郎岌へ行こうと頂上への木道に立ったが、雨と霧で視界が悪くおまけに風速20m程の強風でとても前へ進める状態ではなかった。
ヒュッテに引き返し、全員が下山することになった。
7時30分出発、見ノ越には9時に到着した。
11時から営業の木綿馬(ゆうま)温泉で汗を流し、O野さんのお薦めで192号線を40分程西へ走り東三好町三加茂の「カフェ・喫茶みかも」で新鮮な野菜サラダと普通の(?)パスタをいただいた。美味しくて安い。この店はヨーロッパ生まれの食物繊維、タンパク質、ミネラル豊富なコウロギパウダーパスタも出しているとのこと。レトロ風で落ち着いた雰囲気が味わえる店だ。桐下駄の展示即売もしている。また行きたくなる店になった。
15時坂出IC駐車場に帰着.した。Y田さんが「今回の山行は登山というより観光旅行のよう
だ」と言っていたが、残念ながらそうなってしまった。しかし懇親登山もたまにはいいものだと
思った。
1人当たり経費:交通費:2,800円、宿泊費:11,500円 計:14,300円 (記:Y内)