船通山(せんつうざん) カタクリの花
島根県奥出雲町と鳥取県日南町の境に位置する。頂上(1142m)は広い丘稜になっており、大山、三瓶山、吾妻山が一望できます。また、樹齢2000年ともいわれる天然記念物のイチイ樹があり、八岐大蛇(やまたのおろち)の神話に登場する「天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)出顕の地」の記念碑もあます。山名の由来は、風土記に「須佐之男命、志羅伎の国より・・・此峯にいたり座す、今里俗船通山といふ」からきています。 一般的な登山コースは2つあり、鳥上コースは沢伝いに石畳の道を登る歩きやすいコース。中腹には「鳥上ノ滝」があり、斐伊川の源流があります。この他に亀石コースがあり、山頂手前で鳥上コースと合流。両コースとも車道終点から山頂まで1時間10分ほど。登山道はいずれも山の花が美しく、頂上付近では春はカタクリ、秋はウメバチソウの群生が見られます。
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