2021年5月8日(土) 大座礼山~三ツ森山 ロングウォーク 交差縦走(東ルート)
CL:In SL:Y田 参加者:Y内、S井、A島、N川 計6名
《行動》
坂出IC駐車場 5:00出発==筏津(下山後合流地点) 6:30==大田尾越P 6:50・・・大座礼山 8:45/8:55・・・鉄塔広場 10:00/10:10・・・西ルートメンバーとの合流 10:30/10:35・・・三ツ森山 11:35/12:00・・・中七番へ下山 13:40/14:05==筏津 14:25/合流15:10==坂出IC駐車場 16:55着
《内容》
今回は大座礼山側からの東ルート(6名)と三ツ森山側からの西ルート(5名)とに分かれ、交差縦走を行いました。以下は東ルートについて記します。大田尾越の駐車場からは、予定通りの7時前に出発。
朝霧が徐々に晴れ好天下でのスタートとなりました。登山口からはいきなりの急登で、息が上がり気味。一汗かくまでの辛い時間帯が約20分続きました。一息入れようと小休止したところ、メンバーの一人の体調不良が発覚。その症状から大事をとって引き返し、車で待機してもらうことにしました。とても残念ですが、山はいつまでも待っていてくれるので、またの機会を楽しみにしていただければと思います(その後メールで無事に車までたどり着けたと連絡あり)。山頂手前の急登を過ぎると、「ブナの巨木」に遭遇しました。
残念ながらその姿に精気は無く、風に枝をへし折られ力尽き、大径の幹と地に伏した大枝は黒く湿り、苔に覆われていました。いくつもの名山を歩いてきたS井さんによると、こうした巨木の死は新たな萌芽に日の光と堆肥を与え、転生していくとのこと。人に置き換えると私はほぼ堆肥ですが、生きている限りある意味萌芽で居たいななどと考えつつ、さらに歩を進めると、ほどなく大座礼山に到着。
小雲海の朝霧を見下ろしながら記念撮影。その後尾根を進み10時丁度に鉄塔広場で西ルートと無線交信。さらに尾根を歩き進めていると、前方から笛の音とともに笑顔が飛び込んできました。思ったよりも早く西ルートメンバーと出会うことができました。
話しをきくと、予定していた登り始めのルートは土砂崩れなどで通れない可能性が高いため、エスケープルートである林道経由で三ツ森山へと進んできたとのこと。一息つき記念撮影の後、お互いの健闘と安全を祈りつつ後半に歩を進めました。
別れる際に西ルートメンバーから「この先もお楽しみに!」と意味深のことばをもらったが、その言葉通り三ツ森山への登りもその先の下りも予想外の急登で、残りの体力を奪われることに。
昼前に着いた三ツ森山で昼食をとる頃には一面雲に覆われ、お日様は姿を消してしまいました。
そしてロープ伝いの急な下りを過ぎると緩やかな林道に出て、ハードな縦走も終盤にさしかかりました。道中ずっとアケボノツツジやミツバツツジに励まされながら歩いてきましたが、この林道に入ってからは大輪で満開のシャクナゲに癒されながら下山しました。
15時過ぎに西ルートメンバーと筏津で再合流し、その後帰途につきました。豊浜SAでの反省会では、今回の楽しい交差縦走を踏まえ、更に面白い交差縦走を計画したいとの声もあがりました。乞うご期待です。皆さんお疲れ様でした。
総費用 33,000円 一人あたり費用 3,000円 記:N川