2025年10月11日(土)~13日(月) くじゅう連山 縦走~散策
CL:Y田 参加者:M田タ、Y好井、M好 計4名
《行程》
1日目 坂出IC出発5:00-八幡浜港7:20/8:30=臼杵港10:55-
長者原13:15/13:55…あせび小屋到着16:35~17:10
2日目 あせび小屋7:10…鉾立峠7:50/7:55…白口岳9:45/10:00…中岳11:00
…池の畔で昼食11:10/11:35…久住山12:00…分岐13:40/13:45…
法華寺温泉口下山14:35
3日目 あせび小屋…6:45長者原9:30/10:00-鉄輪温泉11:00/12:00
-別府港12:10/14:00=八幡浜港16:45-坂出IC19:20
《内容》
移動日は、台風の影響もあり不安定な曇り空、明日の天気を雨も予想しながら出発します。
出発後に、高速道路工事で通行止めの情報あり、フェリー乗船時間を気にしながら走行するも、実際は車の流れに沿って走ると通行止めはなく予定より早く港に着きました。
3連休の始まりでしたが、船内は空いており、ゆっくり休めました。M田さんの話では、臼杵港の到着岸壁が少し移動したそうです。移動前にあった食堂は近いからと、行って見ましたが移転してそこは閉店になっていました。
高速道入口辺りで昼食を取り、高速道路と元高速道(今は県道)を走り、長者原駐車場へ到着。自炊食料の荷物を分配し、リユックの重さに気合を入れ、高低差約300m歩行時間3時間を目標に出発しました。
始めは木道
や整備された穏やかな入口でしたが、段々大小の石ころの段差になり、山らしい道を歩きました。敷石の道まで来ると坊ガツルが近いという。
小屋の受付が5時迄の為、リーダーは先を進み、私たちはゆっくり歩く事ができました。木立から抜けると、広い湿原が広がり、紅葉はまだ早く緑の湿原とキャンプ場のカラフルなテントや人々の賑わいが感じられ、坊ガツル到着です。
湿原のメイン道路から少し坂を上がるとあせび小屋です。結構な汗をかいたのですぐ法華寺温泉(500円)へ行きました。
温泉の館内やテラスは、キャンパーや登山者で賑わっていました。ここの温泉は、せっけんやシャンプーの使用禁止で浴槽と水のでる蛇口だけの簡素はものでしたが、汗を流せるのはありがたいことです。水の豊富な所でこのあたりのトイレは全て水洗でした。あせび小屋は、2泊とも、私たちだけの貸し切りとのこと。また、リーダーと小屋番の方の雑談の中で、労山会会員は割引きがあると聞いて喜びました。(素泊まり自炊で7500円から6千円に)その後は、M田さん準備の芋炊き鍋の夕食、材料の鶏肉を炒めてから鍋に入れた方が美味しいと聞きました。参加者4名は、寂しいかなあと思いましたが、少人数の良さでコミュニケーション抜群で美味しく楽しく過ごしました。夜は雨が降りました。小屋番の情報では、明日の朝は徐々に天気回復と言っていましたが、夜中には月や星が見えて天気は良くなっていました。
2日目の朝、登山日和です。前日用意したおむすびを持ち準備体操後出発です。
最初の白口岳は、急登で険しいと聞いていた通りで滑る泥の坂道と大岩をよじ登りました。
大きな岩を前にして、リーダーの3点指示や足の置き場の声掛けがありました。
やっと頂上です。
登ってきた所を振り返り達成感で一杯です。(関東から飛行機で来た人が長野県方面は雨、こちらでよかったと言っていました)ここの急登下りは怖いので此処で懲りても引き返す勇気は起きないでしょう。次は中岳へ向かいます。
中岳を見上げて頂上へ行く人と巻いて進む人の二手に分かれる事になり合流地を打ち合わせ進みました。
頂上行でも合流地まで約30分余りで着き
、池の畔で昼食を取り記念撮影をしました。
次は、久住山へ。ここでも、二手に分かれ合流地を打ち合わせ進みました。久住山(登り30分、合流地まで40分)登らなかった方は、待ち時間に風にあたり汗冷えしたようです。
ここからは、星生山、硫黄山を眺め、諏蛾守越えあたりは、平地で枯れた広い河原のような小石と砂地の登山道でした。
但し油断禁物、つまずき転倒注意です。最終下山道は、また大きな岩場を下りました。
法華院温泉でゴールとしました。
明るい内に温泉に行き、その後レトルトカレーの夕食と無事の登山にビールで乾杯しました。(山小屋としては手ごろな値段のビール)会話の中で、「何度も行きたい山や季節を変えて行きたい山があるなあ」と、大台ケ原や芦生の森などが出ました。
ここでの2泊の間は、自然の豊かさ、鹿の遠吠え、沢の水音、連山の眺め、夕日に染まった山等にひたりました。秋の終わりには野焼きも行われるそうです。ここは「日本でないようだ」の声も聞こえました。数日間、テレビも新聞もなく、ゴミを持ち帰る非日常、自分の足だけを頼りに歩く、このような自然の中での生活は、精神面でも得られるものが多くあり登山はやめられないなあと皆さん思ったことでしょう。
3日目も快晴。五時起床、玄関温度計は17℃でまだ夏の気配です。朝食後、食器など片付けてごみを4等分し、記念撮影をして
下山、所要時間2時間45分で長者原到着です。帰路は、別府市内で温泉に入り、フェリー乗船までゆとりで食事買い物をしました。船内は連休の人手で混雑しておりましたが定刻通り下船し、高速を走り、19時20分に坂出に順調に到着しました。
私は、「くじゅう連山」もまた行きたくなるような所でした。
費用35,000円/人 (記録 M好)
















