2025/7/18(金)~7/21(月)北八ヶ岳

2025年7月18日(金)~7月21日(月) 北八ヶ岳

7/18(金) 坂出IC 21:00出発 コトバス

2025年7月19日(土)【 A班 1日目 】 北横岳~縞枯山~茶臼山

CL:T田  参加者  N川ミ、Y田、U井、Y津、N山、U村、U林、Y井、K北、

寺、Mミ、N川マ   計 13名  

《行程》7/19(土)A班1日目

北八ヶ岳RW山麓駅 5:38着 / 8:00発~~RW山頂駅8:10着・発8:20・・・・

北横岳ヒュッテ9:20・・・・北横岳9:40・・・・七ツ池10:25・・・・・雨池峠12:20・・・・

縞枯山13:00・・・・茶臼山13:40・・・・・麦草ヒュッテ15:30着

1日目の山行は終了

《内容》

18日21:00坂出ICを出発し、19日早朝5:38北八ヶ岳ロープウエイに着くと、辺りは薄明るくなり雲海が広がっていてとても美しい光景でした。ロープウエイを降りて、予定より40分早く8:20に出発。途中、ゴゼンタチバナという小さくて白い花が咲いていました。

北横岳に向かう途中で参加者の女性が一人体調不良により下山しました。高山病の恐れがあった為、リーダーの判断のもと、N川ミさんの付き添いにより、下山する事になりました。その方は下山の後は顔色も症状も回復しました。

北横岳、縞枯山、茶臼山、どの登山道も急な所が多く、様々な形や大きさの石の上を歩いて行くという険しい道でしたが、危険な所を見つけたらすぐ周りの人へ声をかけてくれたので怪我をした人も無く、登頂,下山する事が出来ました。

3つの山の頂からの眺めはとても素晴らしく、真っ青な空が疲れを癒してくれます。遠くには小さいけれど槍ヶ岳の姿が見えた時は感動しました。

15時30分。一日目の山行が無事に終わりました。

夜は麦草ヒュッテにて、お風呂に入りさっぱりした後、美味しい食事を頂きました。

二日目の朝が早いのと疲れも溜まっていたこともあり、早めの就寝でぐっすり眠れたみたいです。

(記録:N川マ)

2025年7月20日(日)【 A班 2日目 】 白駒池~ニュウ~中山~高見石小屋~丸山

CL:T田  参加者 SL:N川ミ、U井、Y津、N山、U村、U林、N川マ、T寺、Mミ…計10名

《行程》7/20(日)A班2日目

麦草ヒュッテ5:00発…白駒池5:40…ニュウ8:00…中山9:30…高見石小屋・高見石11:00/11:30…丸山12:10…麦草ヒュッテ13:00着―KKR諏訪湖荘16:10

《内容》

2日目も朝から天気は良く、早朝の清々しい空気を胸いっぱいに吸い込みながら心地良いスタートが切れました。

この日の隊列の先頭にはU村さんが就きました。彼の発する独特の明るいキャラクターに魅了され、本来単調で過酷な登山も山全体がほがらかな雰囲気をまとい、楽しいものになったことを最初に記しておきます。

スタートしてからしばらく、黒曜の森~白駒の森を木道に沿って歩き、広大に広がる苔の海を進んでいきました。U村さんの指揮で、「静かな湖畔」を輪唱しながら。

平坦な山道を行くとやがて青苔荘に到着。ここからは白駒池が一望でき、静寂の中のテント泊風景も見ることができました。また休憩所で朝食のお弁当を美味しくいただきました。

ここを過ぎると目指すはニュウです。続く木道と苔の広がる、もののけの森~白駒湿原~にゅうの森を進むと次第に登りが急になり、息を切らして登った先には絶景が待っていました。目の前になんと富士山が現れたのです。山陰に広がる雲海の彼方に雄大に佇む富士山。みんなその突然の出会いに驚きをかくせません。辺りを見渡すとその場所はニュウの頂上ではなく先の岩場がその頂でした。頂に着くと更に富士山を含む南アルプスが見渡せ、ここでのひと時は達成感に満ちたものになりました。

ニュウを過ぎるとダラダラと岩道の登りが続き、約1時間半で中山山頂に到着。ここに眺望は無いものの数分歩くと広大な中山の大展望台が待っていました。ここからは北西方向に位置する北アルプスが見通せ、憧れの槍ケ岳も確認できました。この展望台から無線機でB班と連絡を取り、互いに位置関係を確かめ合いました。

中山を過ぎると次の目的地は高見石です。大きな岩が連続する急な下り坂を延々と進む先には、揚げパン目的で訪れる登山客でごった返す高見石小屋があり、お昼前に到着。名物の揚げパンを昼食代わりにゆっくりいただいた後 小屋の隣にそびえる巨岩群へ、そこが高見石です。ここではちょっとした岩登り気分を味わいながら、今来た白駒池を見下ろし、ニュウからの軌跡を振り返りました。

高見石の次はこの日最後の登りとなる丸山です。

ここは割とすんなり登れたのですが、眺望は無く記念撮影の後、最後の急な下りへと歩を進めました。

ここまでの所要時間は昨日のトータル時間よりも長いのですが、U村さんの夢空間に乗せられ運ばれたせいか、疲れは不思議と軽いものとなっていました。長く過酷な最後の下りを小一時間進むと漸くゴールの麦草ヒュッテが見えてきました。なだらかな坂を下り、ほぼ同時に帰着したB班とお互いの無事と健闘を称えながら最高のエンディングを迎えることができました。皆さん本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。

 

付記)この後向かったKKR諏訪湖荘では豪華な食事をいただくことができ、また ゆっくり休むことができました。夕食の際には体育会系大学生の如く盛り上がり、声のトーンを落とすよう係りの人から注意を受けたのが印象的でした。皆さんの底知れぬパワーを感じました。まだまだお若いですね!

最後に、今回の計画および運営をしてくださった皆さまに心から感謝申し上げます。

 

(記:N川ミ)