2025年7月13日(日)赤星山 皇子渓谷 沢登り
CL:Y田 参加者:Y内,U村 計 3 名
《行程》
坂出IC5:50ー野田駐車場6:50-7:10・・・・布引滝8:05-8:25・・・・千丈滝10:55-11:40・・・・豊受分岐12:45・・・・野田駐車場13:35-14:00―坂出IC16:10
《内容》
天気は晴れで、沢登り日和りです。
赤星山の野田駐車場に着いて、各自で沢登りの支度をして準備運動をしていると、一台のパトカーがやって来ました。2人の警察官が降りて来て私達に向かって歩いて来ます。別にやましいことはしていないので普通に立っていると、「みなさん、ここに書かれている事はご存知と思いますが、道に迷ったら引き返すなど安全な登山を行ってくださいね」と言ってチラシとカードを配ってくれました
。「はい、分かりました。ありがとうございます」と返事をすると、別の登山グループの所に行き、同様の説明をしていました。先日、西赤石山で遭難事故があったため、登山の安全のために巡回していたそうです。私達も警察のお世話にならないように、安全登山を心掛けないといけないと改めて思いました。
さぁ出発です。今日の沢登りは駐車場より上流の布引滝の上側から入渓します。そのため、登山靴を履いて55分ほど登りました
。 途中、沢蟹がいました。岩場にいる沢蟹の甲羅は岩と同色の青色
になっていますが、土の上にいた沢蟹の甲羅は茶色になっていて、生物の環境への対応力はすごいなと思いました。登っていくと、滝が3つ(機滝、紅葉滝、布引滝)ありました。最後の布引滝
の上側から入渓しますので、すぐ近くにある玉簾
の休憩所で沢登りの靴に履き替えました。私は赤星山の数ある滝の中で玉簾が特に好きで、岩苔に流れる水のしずくを眺めては心を癒していました
。
入渓です。川に足を入れた途端、”冷た〜〜い”という言葉が聞こえてきました。でも、今から沢登りかと思うとワクワクしてきます。水の量は、上流ですので多くありませんが、その代わり大きな岩がゴロゴロしています。岩には、苔が生えていて滑りやすくなっているので注意して登っていきます
。しばらく歩くと、水の冷たさにも慣れ、誰も冷たいと言わなくなりました。苔の緑と木々の緑に囲まれ、マイナスイオンを体中に浴びながら、気持ちの良い沢登りです
。一方で、油断は禁物です。流れが速く、滑りやすい小さな滝があったり
、身の丈の何倍もある大滝
も所々にあり、足だけでなく手もしっかり使って慎重に登って行きました。たまに滝の水で岩が削り取られ、手を持つ所も足を掛ける所もない岩があり、その時は安全第一で巻いて行きました。この滝
などは、大部分がツルツルで、わずかに手で持ったり足を掛けたりする場所があったので、それを探して登って行きました。
Y田さんが先頭でルートを開拓し、Y内さんが臆することなくスッーと滝に向かって登っていくという感じです。後ろから見ていて2人ともカッコよかったです。全身運動ですので疲れも早く、時折休憩をとりました。これは、沢沿いに咲いている花です
。私が綺麗な花と思って写真を撮っている間も、2人は大きな滝に登っています。
1時間50分ほど登っていると、ザレ場が現れました。山の斜面を見上げると大分前に山崩れが発生したことが分かります。慎重に気持ちは早くこのザレ場を通り過ぎようと思いました。しばらく歩くと今度は、沢に水がなくなりました。そのため、しばらく登山道を歩きました。そして水が出てきた所からまた沢登りを開始しました
。着きました。千丈滝です。昼食も食べてゆっくり休憩もしました。これから下山です。といっても千丈滝の上の分岐点まで100m強登らなくてはいけません。結構急な登りで疲れました。そしてここからは約100分の下りです。長い下りでしたので途中、玉簾で休憩して、岩苔の清水で首筋を冷やして気持ちをさっぱりさせました
。 駐車場に戻ってきました。
YAMAPを見ると登り下りとも732mとなっていました。それを見て今日は、沢登りと登山の両方を1度にできたとてもおいしい山行だと思いました。
Y田さん、Y内さん、楽しい山行(沢登り+登山)ありがとうございました。
(記:U村)