2025年7月6日(日)丸石谷川・沢登り
CL:I石ナ 参加者:I石リ、U村 計 3 名
《行程》
宇多津7:00―貞光7:50―奥祖谷かずら橋9:15・・・・丸石滝(入渓)9:45・・・・国体橋(脱渓)11:45・・・・奥祖谷かずら橋12:25/奥祖谷かずら橋12:45―(木綿麻温泉:無し)―貞光14:15―
宇多津15:15
《内容》
梅雨も明けて、夏が到来しました。今日も晴れです。剣山山系の丸石避難小屋から奥祖谷かずら橋に降りる登山道に沿って流れている丸石谷川で沢登りをして来ました。
奥祖谷二重かずら橋の駐車場に車を停めて、沢登りの格好に着替えをします。
ヘルメット、ハーネス、沢登り用の上下の服、渓流シューズを履いて、この通りまるで変身した様に変わりました。奥祖谷二重かずら橋の受付に行き、かずら橋の渡川料を払い、かずら橋を渡って行きます。
そしてかずら橋
を渡ってすぐに丸石谷川に入渓です。ここ数日晴れていた影響もあるのか、水の量はやや少なめの感じでした。
先頭は、今日のメンバーで一番経験の多いI石ナさんです。その後にI石リさん、最後私です。最初は、高低差の少ない滝(?、岩場と言った方がいいですか)を登って行く感じです。
岩には苔が付いて、川の両斜面は緑の木々に覆われています。登山道から見る景色とは少し違った景色で、川から見ると岩の色と苔や木々が織りなす緑の美しい世界でした。
しかも、体に当たる風は沢で冷やされて涼しくなっていて、気持ち良く歩けました。歩いて15分もすると、少し高低差のある滝も現れて来ました。
クライミングをする出石ナさんは、岩を上手に活用しながら、スーと登って行きます。I石リさんも、小さい頃に岩場の上を歩いて遊んでいたそうで、岩と岩をスイスイと歩いて行きます。写真を撮っていると、あっという間に引き離されてしまいました。私も沢登り5回目で岩に大分慣れて来ていた時だったので、付いて行けましたが、不安定な足元に注意しながら歩いて行きました。上流になって来ると、段々滝の高さも高くなって来ます。
登れる滝は登って行きますが、滝の水が体全身に降り掛かってくる様な滝は、その水量に圧倒されて登るのを断念し巻いて上がって行きました。そして、いつもは滝壺でぷかぷかする遊びや滝壺を泳いだりしていましたが、今回は水が冷たかったので、とてもそれが出来る状態ではなく、上半身に水が出来るだけ掛らない様に気をつけながら滝壺も渡って行きました。
また、高低差のある滝では、出石ナさんが滝の上でスリングを用意してくれていて、登れない時に活用出来る様に心配りしてくれていました。なので、より一生懸命に登ることが出来ました。そうして、ほぼ予定通りの時間に脱渓を予定していた国体橋に着きました。
丸石避難小屋から下山して来た登山者の方がここに休憩していて、私達が沢登りしているのを珍しそうに見ていました。その方達と少し談笑して、私達も登山道を降りました。登りは2時間くらい掛かりましたが下りは30分弱で降りられました。
駐車場で、沢登りの服から普段着に着替えて、さっぱりしました。心地よい疲れが、今日一日楽しい沢登りが出来たんだなぁという気持ちになり、とても良い気分になりました。
最後にI石ご夫妻ありがとうございました。
(記:U村)