2023/12/17(日)国見山

2023年12月17日(日) 国見山

A班:CL U井  参加者:T田羅、Y内、T永昌、M田タ、F井 

B班CL S、W辺、M田ア、S友、T口ア、              計11名

≪行動≫

6:55モミの木パーク ― 後山登山口8:25/8:35 ・‥ 上の登山口9:35 ‥・ 国見山山頂11:20・・・ 避難小屋11:40/12:00・・・ 上の登山口12:40 ・・・ 後山登山口 13:40―リバーステーションWest―Westモンベル(反省会)―モミの木パーク15:15

行動時間約4時間30分 (休憩含む)

場所:徳島県市三好市西祖谷山村田ノ内 国見山1,409m

≪内容≫

昨日からの雨、強風も止み吉野川と祖谷川の分水界に位置する国見山に登り、霧氷を見る目的で、集合場所のモミの木パークを6:55に車2台で出発しました。昨日までの温かさとは、うって変わって昨晩から急に冬型の気圧に変わり、厳しい冷え込みのなか出発し、7:45に道の駅大歩危で小休止しました。その後大歩危橋を渡り西祖谷山城線を通り、登山口に8:25に到着しました。道中、小枝が道に落ちている箇所がありましたが、全て舗装道路で登山口までのアプローチは容易な山だと思いました。

8:35から登山を開始。B班は上の登山口まで車で行き、そこから登山を開始しました。リーダーから前日に「寒くなるのでアイゼンなど寒さ対策を十分に準備するように。」と連絡があったので、私は毛糸の帽子、ネックウォーマー、手袋を二重、フリースを用意しレインウエアを着て、昨日買ったスパッツを着用しました。また手袋が薄手だったので指先が冷たくて、T田羅先生にスキー用の手袋を借りました。うっすら雪が積もり、気温0℃、小雪の降る登山口の最初は急登でした。30分ほど登ると暑くなってきたので、レインウエアの中に着込んでいたウインドブレーカー等を脱いで体温調整をしてから登山を再開、上の登山口に9:35頃到着し小休止しました。ここからはしばらく急登が続き道も積雪が増えてきました。ヒノキ、杉の植林帯を登り、防火線を過ぎたあたりでアイゼンを装着(しない人もいます)しました。

急登を登り尾根筋に出るとブナ林も見られました。樹林帯の中を登るので風の影響を受けにくい登りでした。山頂の手前、避難小屋から山頂へのルートは通れなくなっており、西側に出て山頂に向かいました。途中B班のメンバーが登頂後下山するところにすれ違い、B班は山頂が寒いので避難小屋で昼食を食べる事にするそうで、私たちも同様にすることにしました。11:20国見山頂に到着しました。風はほとんど無いのですが、あいにく視界が悪く景色は何も見られませんでした。視界の良い日には国見山の名にふさわしく剣山、三嶺など徳島の山々、西側には赤石山系、石鎚山系など360度見渡せる展望の素晴らしい山だそうです。今日の山頂の気温は-5℃位、積雪10~20㎝で、これからは植樹帯には霧氷がきれいに見られるそうで、最初の雪山登山に最適な山の一つだと思いました。山頂からビニールの様な敷物をソリ代わりに使って滑って降りる3人組のグループを見ました。私たちも避難小屋まで下りてB班メンバーと入れ替わりで昼休憩を20分ほどしてから、12:00に下山を開始しました。避難小屋にはカセットコンロ、カセットボンベ、焚き火用の薪などが用意してあり、万が一の時にはありがたいだろうなと思いました。下山始めはふわふわの雪で降り易く、上の登山口の手前でB班に追いつき、上の登山口に12:45到着。全員で集合写真を撮りました。B班はここから車で、反省会の予定場所のリバーステーションWest-Westモンベルへ向けて車で出発しました。

上の登山口からの下山道は、積雪が薄くスリップして尻もちをついたり、石のある箇所とか杉の落ち葉が多い箇所などでアイゼンが引っ掛かったり靴の底に落ち葉と雪の塊がついたりして私の下山に時間がかかり、13:40後山登山口に到着しました。帰る準備をして13:55リバーステーションWest-Westへ出発しました。着いてからモンベルの前で反省会です。寒かったので手短にしました。集合場所のモミの木パークに15:15に到着して解散しました。

昨日まで温かかったのに急な冬型気圧配置と山行メンバーのフォローのおかげで、展望は残念でしたが、私にとっては軽アイゼン、スパッツを装着して登る初めての雪山登山を無事できて、本当に良い山行になりました。

(総費用)11,000円、一人1,000円                         (記録:T永昌治)