2025年2月2日(日)高松クレーター五座
CL:H田、 Y内、T田羅、U井、W邊 M好 計6名
<行程>
三郎池公園駐車場集合8:00/出発8:10・・・日山登山口8;30・・・頂上8:45/9:00・・・下山9:15・・・雨山登山口9:16・・・頂上9:25・・・下山9:35・・・馬山登山口9:58・・・頂上10;11/10;20・・・下山10:30・・・実相寺山登山口10:50・・・頂上11:35・・・下山12:05・・・昼食12:10・・・出発12:30・・・駐車場13:15
<内容>
前日は未明まで雨、当日は曇りの予報です。湿っぽい曇り空で里山の頂上は、霧がかかっていましたが、風もなく歩くには快適だろうと言い合いました。
出発前に、H田さんが地図を配布、コンパスを持っている人達で山の位置を確認しあい、高度計を持っている方が駐車場は標高約40メートルと教えてくれました。
今回の計画は、5座です。「様子を見ながら行きましょう」と出発。参加者の中には、何座か登った経験者もいましたが、逆コースと言っていました。
最初は、日山(191㍍)から登りました。
足元は落ち葉が多い石の坂道を登りきると高床の東屋がありここで一休み。こちらには、登山記録ノートが置かれ、壁板には登山達成者の名が掲げられていました。7千回の方も結構おられ、8千回札も準備されていました。また、ヤマガラ等、野鳥がえさをねだって寄ってきます。
ヒマワリの種を持っている方が餌をあげ、しばらくバードウオッチングをしました。
下りは、整備されており、土嚢で段差を調整した土の階段を下ると車道にでました。車道を斜めに横断すると雨山(116㍍)の登り口です。雑木林の坂道上ると、9分で頂上です。山の名札を見てすぐ下りました。
次の馬山(146㍍)までは、アスファルト車道を移動し野菜畑や民家を通ります。登山口は、竹が枝垂れて荒れているようなあぜ道から始まり、竹やぶの坂道を登りました。山名札で一休み。ここが頂上かなと思われますが、高度計はもう少し先を示しているそうで少し移動、ここから道なりの坂道を下ろうとしたら、リーダーが「違う。左です。」と声がかかり、方向転換。「コンパスの師匠だ」と感心する方がいました。参加者の中には、以前登っていても登り口が違うとか、多くの山を歩いていると記憶がはっきりしないと言っていました。ここは、順調に下りました。
次は実相寺山(250㍍)へ向かいます。住宅地の道路を歩き、ポンプ所で右手坂道を上がり、鴨等の水鳥が鳴く小さな池
を左折して、間もなく木工小屋があります。
ここが登山口です。木工所は作業小屋、納屋、建築中の小屋の手作り感が漂い目を引きます。木工所の方に「素敵ですね」と声を掛けると、一人で建てているとかこの山の向こうに自宅があり通ってきていると言っていました。また、「今日は雨上がりだからすべるよ、短いつづらおれを進み、切れそうなローブがある」と教えてくれました。実際登ると聞いた通りです。
深い落ち葉と粘土泥の斜面を滑らないように、必死で足元を確保し、這い上がる状況が続きます。「最後ほど滑りやすいからなあ」と男性陣の見守りや声掛けで上がります。切れそうなロープは、最終の結び目辺りです。よじれてむき出しの細いロープ3本のうち、1本しか繋がっていません。不安ですが、ここしか掴む所がありません。掴みました。やっとの思いで登り切りました。ここと比べると、下りは普通の坂道に見えました。しかし、泥道の下りは滑りやすく、靴底は土の付着で重くなります。私は、ここで滑りましたが泥汚れだけでけがはありません。「普段なら、なんともない山なんだがなあ」と聞こえてきます。下山すると昼時で、お寺近くの座りやすい階段で食事をしました。
食後、次の日妻山をどうするかリーダーが聞いてくれます。等高線を見ると積んでいるから今の山と同じで急な道だろう、足元は石場だろうから足元の悪さは同じだ等、の情報。「怪我のない状態で終わらせましょうか」となり、全員一致でここまでとしました。帰路は、登らなかった日妻山や上佐山を見ながら道路を歩きました。道中、緑一色の中に、花のように見える小さな実を付けた庭木があり「まゆみ」と教えてくれました。13時15分、駐車場到着後、反省会。計画通りのタイムや、滑りそうなスリルや足元の悪いバリエーションの体験、怪我無く登れてよかった等がでました。
龍のモニュメントの駐車場は、隣とのスベースにゆとりを持たせており、身支度が楽にできる所は、さすが運動公園だけあるなあと感心しました。
予定より、早く帰路につきました。
(記:M好)