2023年7月26日(水)丸亀市広島 王頭山(312m)~心経山(213m)
CL:Hマ
参加者:T永昌、S、W邊、T口ア、N村、N路、S々原、S友、一般参加:S々原妻 計10名
《行程》
丸亀港集合7:20/定期船出発7:40~広島(江の浦港)8:01・・・王頭山登山口8:30・・・
王頭砂漠9:40・・・王頭山頂上10:25/10:40・・・心経山11:30/12:00・・・青木下山口(送迎車)―
江の浦港13:20 高速艇発13:30~丸亀港13:51 解散
《内容》
待ちに待っていた王頭山、心経山です。久々に島山を楽しむということで、丸亀港から船に乗り広島の江の浦港に向けて出港です。久しぶりの船なので小学生の遠足のように身も心も弾みます。潮風を感じながら船上からの景色を眺めていると20分足らずで広島港に着き、海辺に沿って歩きました。海沿いでもこのあたりは海水浴場だったと聞かされ海の水の色が透き通り、本当に綺麗でした。途中、「レキの墓」とかの看板もあり何だろう?(瀬戸内海を調査中の英国測量船セルビア号の船上で病死した英国士官レキの墓で島の人達の手によりまもられてきたそうです)説明文を読んだりして30分ほど歩くと王頭山登山口に着き、ゆっくりと登りだしました。最初から登坂が続き道も花崗岩質でザラザラの砂道で滑りやすく傾斜もまぁまぁあるし、太陽は容赦なく照り付け、汗は吹き出し滝のように流れ「標高300mの里山でもあなどるべし!」と、心に言い聞かせながら登りました。登りながら所々で眺められた瀬戸大橋や海や山の眺めは、微風もあり疲れを癒してくれました。
王頭砂漠の手前で暑さにやられたのかSさんが熱中症のような症状が出て、しばらく休憩しました。体調が幾分か落ち着いてきたので、ゆっくりしたペースで登りを再開しました。王頭砂漠に着きました。白い砂原と大きな岩の岩庭のようで青い海と緑の島の調和がとれた美しい景色を見ることが出来ました。10時25分に王頭山頂上(312m)に着きました。木々で囲われて、眺めは良くありませんでした。少しの休憩を取り心経山へと向かいました。ここからは下りで少し呼吸が楽になりました。40分ほど歩くと階段の登りになり登った先には大師堂がありました。
そこに「ササユリを守ろう会」の張り紙がありました。(帰宅後、耳に入った情報によると笠田高校の生徒さんの協力を得てササユリを増やしているようでした。山火事と酸性雨による松枯れと環境悪化で絶滅危機となった王頭山のササユリ、11人の生徒さんと広島町内会代表が元株の故郷、王頭山に球根約300個を植えたそうです)なんだか微笑しいですね。
大師堂を廻り込むと大岩が重なり合った頂上が心経山(213m)頂上でした。360度見晴らしが良くてこちらも海、空、島のそれぞれの青、藍、緑の色調がとても美しく、猛暑の暑さに負けずにここまで登ってきたかいがあり、最高の景色でした。下っていき階段を下りた所で昼休憩を取りました。ゆっくりしすぎてバスの時間に間に合わず、リーダーのHさんの機転でお知り合いの方に連絡くださり、御都合が合い、お車にて迎えに来ていただくことになり急ピッチで青木下山口まで下りました。
何とか13時30分の高速艇に乗り込むことが出来ました。本当にありがたく感謝しました。高速艇の中で身も心もくつろぎ13時51分に丸亀港に到着後、解散しました。
景色は最高でしたが出来れば次回は、暑さが厳しくない時期に訪れたいですね。
費用:1,360円/人 ( 記:S )