2023年12月16日(土)山さろん 登山中の注意、テープの使い方、ツボマッサージほか
講師:T田、Mミ、T寺
受講生:Y田、M田タ、M田ア、Y内、N中、Y津、N村、T下 合計11名
場所:丸亀しわく山の会事務所
《行程》9:05~11:55
T田講師:9:05~10:05 登山中の転倒・3SABCDE
モグモグタイム:10:05~10:15
Mミ講師:10:15~11:00 三角巾の使い方、足首捻挫時のテープの使い方
モグモグタイム:11:00~11:15
T寺講師:11:15~11:55 ツボ押しは誰にでもできるセルフケア
《内容》
事務所の机を片付け、床にブルーシートとその上に断熱マットを敷いて講師3人は座布団を準備しました。外は、曇り空でぐずついていましたが、部屋の中は暖房もいらない程度でした。
まずは、土田講師から登山中のつまずき、転倒をテーマとして、その原因と対応をし参加者の体験も入れながら話し合いました。あらためて考えると同じ山行をしていても転倒しない人もいるわけで体幹や体の重心位置の取り方、体重の移動の仕方などに問題点を見つけました。また、3SABCDEの対応として転倒時をさらに具体的に考える話に入るといつしか講師の周りにみんな集まり車座で話あいました。
ここで、小休憩で差し入れのチョコレートにオカキやミカンと焼きたての焼き芋でしばしモグモグタイムを入れてから、次の話しです。
2番手の森ミ講師からは、まずは三角巾の使い方の講習を受けました。さらに負傷したときの手の吊り方を受講生同士でやりながら復習しました。続いて、「骨折・捻挫・脱臼 テーピングの考え方」の説明を受けたあと、足関節の捻挫の処置法に絞り、テープを使ってハードな貼り方、ソフトな貼り方などを検討しながら、最新情報も得ながら有効な方法と準備の仕方をならいました。
再度、モグモグタイムです。今度は、イチゴも加えて大満足です。
3番手の講師は鍼灸師でもある高寺講師から「セルフケアを行うと、こんなメリットがある」として「ツボ押しは誰にでもできるセルフケア」のいくつかを習いました。まずは、頭から始まり【百会ひゃくえ】【魚腰ぎょよう】【四白しはく】首筋の【風池ふうち】【大椎だいつい】手の【落枕らくちん】【内関ないかん】オールマイティの【外関がいかん】お腹の【中脘ちゅうかん】【天枢てんすう】足の【委中いちゅう】【復溜ふくりゅう】【太白たいはく】など普段から簡単に使えるツボをいくつも教えてもらいながら自分で押さえるとどこもここも痛くて悪いところだらけじゃないかと思いました。最後に【膝眼しつがん】では膝眼のツボと膝の皿の動かし方と有効性を教えてもらいました。
今日の講習も有意義な話が聞けました。講師の皆さんご苦労様でした。
(記:T下)