2025年6月21日(土)~22日(日) 北木島・真鍋島ハイキング・島めぐり(しわく山の会創立50周年記念登山)
CL:T田 SL:Y津 参加者:Y田、T寺、Mミ、S、T田羅、K北、N山、M好、N村 計11名
≪行動≫
1日目
多度津港 9:05出発 ~ 島宿三虎9:35/9:41 ~ 北木島金風呂港10:00 ・・・北木石丁場・・・
北木のベニス10:15 ・・・メビウスの輪10:50 ・・・昼食カフェK’s LABO 11:00/11:40 ・・・諏訪神社鳥居・・・ 大浦港13:17 自由行動(休憩、大浦郵便局・街並み散策) 大浦港(三洋汽船)出発14:39~
真鍋島本浦港14:52 ・・・ 三虎15:00 夕食18:30
2日目
朝食8:00 ・ 三虎出発9:52 ~ 多度津港着9:52 解散10:00
≪内容≫
第5回50周年記念登山は、岡山県笠岡市の北木島と真鍋島の島めぐりに1泊2日で行きます。旅客船は笠岡港からしかでていないので、チャーターした海上タクシーに乗り多度津港を出発しました。宿泊先の真鍋島三虎に向かいました。三虎は1996年創業、元真鍋小学校の校舎を移築してオープンしたとのことです。
宿に荷物を預けて、再び海上タクシーに乗り、北木島金風呂港に20分程で着きました。
北木島は人口約600名の石の島。
薄曇りの中、「カンカン照りでなくてよかった」と話しながら、歩き始めました。
10分くらい歩くと大きな岩肌が目を引きました。北木石丁場は花崗岩の採石場で、現在も採石が続いており、ここから切り出された石は東京駅丸の内本屋などの重要文化財に使われているそうです。
北木のベニスという看板を通り過ぎてから、引き返して確認。採石で発生した端材を利用して築かれている千の浜の護岸景観がベニスのようだということらしいです。
日差しが暑くなり、傘をさして歩きました。海岸線を歩きながら、海を覗き込んでは、「魚がいる」「グラゲがいっぱい」など会話が弾んでいました。元気のある人は赤灯台まで行き、
少し疲れた人は休憩しました。
メビウスの輪は写真撮影ポイント。メビウスって何?「帯状の長方形の片方の端を180度ひねり、もう一方の端に貼り合わせた図形」だと。
石のアートが点在していました。
予定より少し早く昼食をとるカフェK’s LABOに着きました。ラーメンと鳥めしのセットは美味しくて、ボリュウムたっぷり。
ゆっくり休憩も取り、11:40大浦港を目指して歩き開始しました。海岸線に沿って島の反対側まで行きます。石材所が並ぶ中、使われてない作業場跡も多くありました。
水分補給をし休憩しながら歩いていましたが、1時間ほど歩いた楠港あたりで、脚が痛くなったSさんと暑さでダウンしそうになった私は、「タクシー呼びたいな」と。タクシーと書いた車が走っていたのを見ていたので。リーダーが連絡してくれて、10分後にゴルフ場のカートのようなタクシーが来てすでに乗車していた男性2名と相乗りで大浦港まで約10分、涼しく楽に移動しました。料金は1乗車500円。それで成り立つのかと疑問でしたが、昨年までのコミュニティバスを廃止し、予約タクシー制度に。住民は200円、65歳以上は無料。客は500円とのこと。過疎の地域の工夫がありました。
他のメンバーは30分以上歩いて13:17大浦港乗船場に着きました。真鍋島への船の出航まで1時間以上あり、乗船場の待合室で休憩する人、元気な人は近くの大浦郵便局や街並みを散策していました。
14:39大浦港を出発し、真鍋島本浦港へ15分ほどで着きました。本浦港周辺を散策する元気はなく、小さな峠を越えて島の反対側にある三虎へ向かい15時に宿に到着しました 夕食まではたっぷり時間があり、
談話室でおしゃべりしたり、ゆったりした時間を過ごしました。
待ちかねた夕食。タコの酢の物、小エビ煮、あらめ、ヒラメとアコウの姿造り、アコウの煮付け、カサゴの唐揚げなど。毎朝漁師さんが釣った魚が届き、それにより料理のメニューを決めるのだそうです。食べきれない程の量でどの料理も美味しくて大満足の1時間半の宴会でした。
翌日行くはずの城山について宿の方が下見に行って下さり、草が肩あたりまであり藪漕ぎ状態とのこと。この時期マダニの心配もあり相談の結果、今回唯一の城山登山(126m)を断念することになりました。
2日目は8:00に朝食をとり、海上タクシーを予定より1時間半早めてもらって9:52に三虎の桟橋を後にして、10:22には多度津港到着、解散しました。三虎のパンフにあった「何もしないという贅沢」を充分に味わった島旅でした。
費用 21,000円/人 宿泊費:1,595円/人 旅客船:大浦港から本浦港:350円
海上タクシー<多度津港・真鍋島往復:30,000円 真鍋島・北木島:8,000円>
(記;N村)