2024年8月3日 (土)~8月4日(日) 滑床渓谷・三本杭 沢登り
CL:M浦 参加者:Y内、Y田、U村(記録) 一般参加:S伯 計5名
≪行動≫
8月3日(土)
坂出IC 12:00 ― 滑床キャンプ場16:00~テント設営~ 19:00就寝
8月4日(日)
起床5:00 ― 万年橋7:00(沢に入渓) ‥・ 雪輪の滝8:30 ・‥ 千畳敷9:30 ‥・
熊のコル 12:00‥・三本杭12:50‥・ 御祝山13:50・‥ 万年橋15:10 ― 坂出IC 19:30
場所 愛媛県宇和島市南東部 三本杭 標高 1,226m
≪内容≫
今日は四国の山の中でも丸亀から一番遠い山の一つとも思われる三本杭まで移動。車の中で
M浦さんとY田さんがサイクリングの話で盛り上がり、あっと言う間に滑床キャンプ場へ到着しました。
森が沢近くにあるテント場の2区画を使って、5つのテントを張りました。そしてコンビニなどで購入したご飯やパンで早めの夕食を済ませ、その後みんなで雑談をしたり、沢に行き岩の上でくつろいだり、川の中に足を浸けて涼を満喫したりして、日が暮れるまでゆっくりとした時間を過ごしました。また四国の奥深い山の中で、ひぐらしの声を聴いたり山のおいしい空気を吸って、気分をリフレッシュしました。
就寝は19時と早く、みんなそれぞれのテントの中で寝ました。一人テント泊が初めての私は、テントの出入り口のチャックを開けると、目の前に飛び込んでくる外の景色に感動。二度ほど起きて夜空を眺めたり、隣のテントを確かめたりと初の一人テント泊をひそかに楽しみました。
翌日の4日は、朝5時に起床し、朝食を摂った後テントを片付けて万年橋に移動しました。そして7時丁度に沢登りを開始しました。本日、万年橋の周辺は魚釣り大会が開催されるそうなので、釣り人に迷惑をかけないように登山道を少し歩き、万年橋から少し離れたところから登山道を離れ、沢に入りました。目黒川の水量は十分ありました。それどころか、水の流れは川幅の広い所は丁度良いくらいです。が、川幅の狭いところになると流れがたいへん速くなっていました。滝もそうです。水量の少ない滝、水量の多い滝があり、登れるところと登れない所が混在していました。どこを登り、どこを巻いていくか、いつも以上に考えながら登っていく沢登りとなりました。
歩いてまもなく深い沢の所に来ました。Y田さんは、冷たそうに見えた水の中(実は気持ちのいい温度だった)に躊躇なく、スーと胸の辺りまで入っていきました。「さすがY田さん」と思いながら私も後についていきました。ここの沢は深いところが所々にあり、滝を登るために何回か泳いで近づいて行きました。
沢登りの他にも、もう一つ楽しいことが待っていました。ここは滑床渓谷と呼ばれるだけあり、川底の岩はつるつる滑る岩が所々にありました。その大きな岩のところは、千畳敷とか雪輪の滝とかと呼ばれ、すばらしい景観の名所になっていました。特に雪輪の滝は、滑らかな一枚岩の上を水が流れていて、それはまるで天然の滑り台でした。「子ども達がここで滑り台を楽しんでいるよ。」の言葉を聞き、佐伯さんと私は子どもに戻って、雪輪の滝で滑り台をして遊んで来ました。高さ80mもある長い滝なので、滑る時スピードが出過ぎないかと不安を感じながら、つるつる岩の上を滑ってきました。
さぁ、沢登りを終えると登山道に入り三本杭まで登山です。沢登りで濡れた登山服も、良い天気の中すぐに乾きましたが、その後また汗でびっしょり濡れてしまいました。熊のコルまでは急登で、渡歩やロープ伝いで岩場を超えていく所等があり、慎重さと体力が必要でした。冬山や鷹羽が森などで力強い歩きをしていたY内さんも、この時ばかりは休憩しながら登るという感じになりました。三本杭頂上360度の景色をS伯さんと共に楽しみました。
三本杭から下山する途中には、“御祝山”というとてもめでたい名前の山を通り、万年橋に15時過ぎに到着。車で坂出ICへ無事に帰って来ました。今回は、テント泊・沢登り・登山と盛りだくさんな山行で、沢山の楽しい記憶が残る山行となりました。
(費用:5,050円/人) (記録:U村 )