2026/2/21(土)~2/23(月)木曽駒ケ岳

2026年2月21日(土)~2月23日(月)木曽駒ヶ岳(2956m)・冬山・ピストン

参加者:CL・Y田 SL・T田

天気:全国的に快晴  頂上付近は風速13m

気温:登山口 5~11℃、頂上 3~4

積雪量:カール内250cm、稜線上40cmだが凍結あり。

《内容》2026.2.22(日)

天竜川と木曽川にはさまれた、木曽山脈・中央アルプスの中央山塊の高山帯には、北の端の駒ヶ岳から中岳(2925m)、宝剣岳(2931m)、伊那前岳(2883m)などがそびえている。本州のほぼ真中に位置し、北側に位置する北アルプスにより日本海から離れており、風は強くても降雪量はあまり多くなく穏やかである。「3月、太平洋岸低気圧の通過」という条件が揃えば、遭難が多発するのが特徴だ。2025.12には雷鳥に出会えたが、残念ながら今回は会えずじまいであった。

自家用車は通行規制されており、菅の平バスセンターからバスで山岳道を30分ゆられ、しらび平駅から61人乗りのゴンドラで、わずか7分30秒で千畳敷(2612m)まで950mを駆け上がる。始発の30分前には長い列ができており、臨時便も含めバスを2台乗り過ごす。予定より30分遅れて千畳敷に到着。駅の出口にアイゼン装着スペースが設けられ、寒くもなく素手でアイゼンを装着して出発。雪質は程よく締まっておりアイゼンに雪がまぶわりつくこともなく、快適に歩ける。千畳敷カールにデブリ跡はないものの、雪崩好発地形のため夏道は通行止め。剣が池へ下る散策路を右に分け、八丁坂をただひたすら、黙々と登る。オットセイ岩を左に見るころが一番辛い。見た目には80度くらいの傾斜だが、実際は45度。鉄パイプのステップで何度目かの一休みをし、乗越浄土へ。屹立した岩肌には雪もまとわず、凛とした宝剣岳を仰ぎ見、蒼璧の空、太陽に照らされキラキラ輝く雪面、雪煙と雪山ならではの景色にのまれ、今までの登りの苦しみも吹き飛ぶ。

稜線に出るとさらに風速は強くなり、風に吹き飛ばされ足元がふらつくこともありながら、耐風姿勢を取りつつ、雪、氷、岩ミックスの中岳を慎重に通過し、いざ駒ヶ岳を登頂。まずは駒ヶ岳神社に拝礼。360度パノラマ、富士山、御嶽山、南アルプスの山々・・・いつまでも見ていたい景色。温かいお湯と昼食をおなかに入れて、さあ下山。

さっさ、さっさと快調に下山。でもそれは、八丁坂まで。さすがの八丁坂の傾斜、滑落事故多発部であることに、私はいつも以上に慎重になりすぎ。中央アルプス警備隊の方が、下山指導をしてくださっていた。散策路まで下り、八丁坂を振り返り、ほっとして考えた。踏みしめにちょうどいい雪質なので、用心しすぎたかと。何はともあれ、無事に下山できた。

今回の山行は、素敵な景色が堪能でき、楽しい山行であった。

(記:T田)