2024/3/13(水)三頭越~三頭山

2024年3月13日(三頭越~三頭山)

CL:S  参加者;N川、Y内、W辺、T永昌、T永忍、T口あ、S友   計8名

≪行動≫

道の駅ことなみ(エピアみかど)8:50集合-三頭トンネル駐車場北出発9:00…三頭越10:30…三頭山11:00…展望台11:15(昼食・休憩)/11:45…三頭越12:15…三頭トンネル駐車場北13:25・反省会-道の駅ことなみ(エピアみかど)解散

≪内容≫

当初の予定であった先週3/7を、悪天候のため3/13に延期し、参加者も8名に予定を変更しての山行となりました。今回の山行の目的は「早春の山野草を見に行く」というもの。可愛らしいお花に出逢えることを楽しみにいざ出発。ところが出発してすぐ、沢を渡る場面に遭遇。数日続いた雨のため、川の水量が多く、飛び石の上に靴をおいても半分くらい水につかる状況です。おまけに飛び石の表面には藻がはびこり、ぬるぬる状態。ビビリの私は腰がひけて沢を渡るのも恐る恐るでした。それから何度沢を渡ったでしょうか。そのたびにYさんが先に渡って助けて下さり、安心して渡ることができました。Nさんからは「乾いているところをさがして無理して渡るより、皆さんの靴は防水になっていますので半分くらい浸かっても大丈夫ですから安全なところを確実に渡りましょう」とアドバイスをいただき、とても参考になりホッとすることができました。またWさんは後ろにいたはずなのにピョンピョン石を飛んでいつの間にか簡単に沢をクリアしています。(尊敬のまなざし…)そんな中でも先頭を行く関さんがところどころに咲く花を次々見つけては教えてくれます。初めて見る“阿波コバイモ”は色も目立たずおとなしい存在でSさんが教えてくれないと見過ごしてしまう可憐な花です。“雪割一華(ユキワリイチゲ)”も、まだお陽さまの光が足りないのか開花には至らず帰りの楽しみに、私たちは何度も訪れる沢渡りと闘いながら前に進みました。今回訪れた三頭越えは古来、阿波から讃岐の金毘羅さんへ、また讃岐から阿波へ牛が多くの米を運んだ道として有名で、峠には鳥居があり、その左右に旅の安全を祈るように石像が立てられています。

 

当時牛は背中に2俵(約120㎏)もの米俵を乗せてこの道を歩いたのだと思うと少々の荷物でへばっている自分が情けなく思えてきます。その後三頭山頂上に11:15に到着。記念撮影、昼食となりました。

 

頂上はハングライダー場になっており、三頭山頂から吉野川に向けて舞い降りる「美馬スカイスポーツ」を楽しむ、かつてはハンググライディング日本選手権大会も開催されたことがあるそうです。昼食を終え下山出発。また10か所以上の沢を怖々渡りながらも、太陽の光を浴びて綺麗に咲いたユキワリイチゲに出逢うことができました。地元の皆さんでしょうか、お花を楽しみにたくさんの方が来られていました。すれ違うたびにお花の様子をお互い情報交換する姿も見られました。出発地点の三頭トンネル駐車場北に13:25に到着。反省会をしました。「意外と来やすいことが分かり今後も花を愛でにちょくちょく来たい」「いい天気のもと可愛らしい花が見れて良かった」などの感想が聞けました。

今回ご一緒して下さったみなさん、本当にお世話になりました。ありがとうございました。

(記;S友)