2025年5月25日(日) 工石山(くいしやま)1,176.4m 高知の自然かん養林を観賞
CL:T口ア 参加者:S、M田タ、N岡、T永昌、Hマ、W邊、M高、T平、Mミ 計10名
《行動》
多度津ビッグ6:30─豊浜SA─大豊IC7:35─工石山青少年の家駐車場8:20/8:40…工石山登山口8:50北回り・南周り分岐9:15…杖塚9:16…ひのき屏風岩(サイの河原・赤良木分岐)10:00/10.:05 … さいのかわら10:18 … 風の谷10:30 … 工石山南の頂(昼食)11:08/11:30工石山北の頂11:39 … 杖塚 12:26/12:35(南回りコースメンバー合流12:45) … 工石山登山口13:00 工石山青少年の家駐車場13:05/13:18 ─ 道の駅赤牛 反省会13:45/14:00─大豊IC─ 善通寺IC─ 多度津ビッグ 15:10
行動時間4時間14分 休憩時間55分 歩行距離5.5km
場所:高知県高知市土佐山高川 標高1,176.4m 登り449m 下り437m 消費カロリー765kcal
気温:出発時15℃ 天気:薄曇り~晴天 風あり
《内容》
前日までの雨降りも落ち着き、M田さんからは「風が強くなる可能性あり。」と情報をもらいつつ、工石山へ向けていざ出発!善通寺インターからの高速道では、雨がちらつき「ほんまに雨降らんやろなぁ。」と話し合っていましたが、高知道分岐を越えると雨はピタッと止みました。「やったなぁ。高知は晴れとるなぁ。」と喜びながら車を走らせ、一車線しかない古くて狭い赤良木トンネルを抜けると青少年の家のある登山口に着きました。急に雨が降っても荷物の出し入れがしやすくて、トイレがある青少年の家の体育館下の駐車場へ車を停めました。
登山口まで足を慣らしつつ歩きます。登山口近くには、既に3.4台の車が駐車していました。まだ2台くらいは停められそうな広さの駐車場です。工石山は、高知県民の森として整備され、鏡川の源で水源かん養保安林の役割も果たしています。ツツジやシャクナゲの花に彩られ、夏は清流に伴い涼風を呼び、秋は紅葉が美しく、野鳥のさえずりも楽しめるそうです。登山道は適度に整備され、道幅も70~80センチ程度あり、歩きやすい登山道です。衣服調整を兼ねて歩行開始15分で軽く休憩し、口々に語りながら進むと分岐毎に道標が立てられ、ほどなく休憩ポイントになる杖塚に着きました。ツツジが咲き誇っていました
が、前日の雨で大半の花は散ったのか、まだ、新しそうな花ガラがたくさん落ちていました。
ちょうどこの杖塚で登山ルートが南回りと北周りに分かれるようになっています。
途中で出会ったパーティーの方々は、北周りに進んでいくようでした。
私たちは計画通り南回りルートに進みました。
道は高低差のない平坦道が続きました。屏風岩のところで岩の間から展望のある所へ立つと、
ぐるっと太平洋が見えました。
赤良木園地という展望台へのルートが道標に記されていました。
そこで「ちょっと見てくるわ。」とW邉さん、Hマさん、N岡さんが赤良木展望台方面に進みました。「偵察」に行ったようですが、私達本隊は「ゆっくり行っているから。」とW辺さんチームに伝えて歩き出しました。すると数分でサイの河原に着きました。ちょっとした水場になっていて東屋があり、野鳥の声が響きわたります。
ここにはサンショウウオがみられることがあると立札にありましたが、あいにく見つけることはできず。「W辺さんたちまだかなぁ。」と話しながら歩くと、だんだんシャクナゲの花が多くなり、薄ピンク色~ピンク色のシャクナゲ
を見ながら進みました。オンツツジがなかなか見つけられませんでしたが、M田タさんは見つけたようで、「オンツツジはオシベが10本あるんだよ。」
と花の特徴を教えてくれました。
「そろそろ山頂近くになってきたかな。」と言い出したころ、急斜道になりました。そしてそのあたりから、枯れた大木が所々に
見られ始めました。
工石山は暖温帯のアカガシと寒い令温帯の代表木のブナが混在して生育していると説明板に記載されていました。私達が11時8分に南の頂に着くとW邉さんチームが既に到着されていました。この山には山頂が、北と南にあり、北が1177m、南が1176mと表示されています。
W邊さんチームは屏風岩から赤良木展望台10:20、工石山北頂を経由して南頂に10:55に到着したとの事でした。皆で昼食を摂ってから、W邊さんチームは、南周りルートへ下山し、私たちは予定通り北周りルートへ下山して、杖塚で待ち合わすこととしました。南山頂から7.8分で北山頂に着き、トド岩の横を通り、途中展望台にあった周囲の山々を著した山頂掲示板で三嶺、東・西赤石、石鎚山などの方向を確認して下山を進め順調に杖塚にたどり着きました。W邊さんたち南回り組もほどなく到着。一緒に下山開始し無事登山口へ降りました。
歩きやすくて老若男女が登れる工石山は、さすが<高知県民の森>、丸亀からのアクセスがもっと近ければ、気軽に足慣らしに来られそうな山です。花も多く、立札を見ながら学べる山、太平洋が見えるっていいよねー。次はシャクナゲ、オンツツジの満開を狙って登ってみたいと思います。下山後は本山町の道の駅赤牛で休憩と反省会をして多度津へと車を走らせて無事に帰着。今日もみなさんお疲れ山でした。
走行距離110Km(片道) 総費用:21,100円/人
一人当たり費用 2,100円 ( 記:Mミ)