2024/8/4(日)剣山1955m(キレンゲショウマ)

2024年8月4日(日)剣山1955m(キレンゲショウマを見に)

CL;S・SL:W辺  参加者;M田タ・M上・Hマ・T永晶・N村・K原・S友   計9名

≪行程≫

坂出IC 5:30集合・出発 ― 見ノ越8:00/8:15 … 西島駅9:27 … 刀掛の松10:00 … キレンゲショウマ群生地10:30 … 刀掛の松11:15 … 山頂11:51/12:30 … 西島駅13:30 … 見ノ越14:10 ― 坂出IC17:00到着・解散

≪内容≫

剣山は徳島県の最高峰で、四国では石鎚山とともに日本百名山に選定されており、一帯は剣山国定公園に指定されています。徳島県を中心に「けんざん」と呼ぶ人が多く、その呼び名についての論争がかつてあったそうですが、剣山の近隣の自治体の名前が「つるぎ町」であることなどから1963年に徳島県は「つるぎさん」として統一することを決めたということです。

初めての剣山とこの時期ならではの夏の主役キレンゲショウマの姿を楽しみに坂出ICに集合しました。連日の猛暑に全くお天気の心配をしていなかったメンバーに前田さんから午後お天気が悪くなることが告げられ、心配の声があがりましたが予定通り5:30に出発しました。夏休みということもあり見ノ越には早い時間からバスや県外ナンバーの乗用車が留まっていました。各自登山準備と簡単な準備運動のあといざ出発。シコクフウロやヤマアザミなどが登山道の両側に咲いて私たちの目を楽しませてくれます。下界よりはだいぶ気温も低いとはいえ、“刀掛の松”に着いたころには汗でびっしょり。よそのパーティーの方も熱中症で手当てを受けたりして、私たちも各自十分水分補給に努めるよう声掛けをされました。私たちはそこにザックをおいてキレンゲショウマの群生地を目指すことにしました。ザックがない分身軽になったのですが群生地付近は足場も悪く、足元への注意を怠らないよう気をつけながら花を探しました。黄色い見事なキレンゲショウマの群生が目に飛び込んで来た時は感激でした。花びらも思ったより肉厚で黄色のカラーも葉の緑に映えとても綺麗でした。

キレンゲショウマを堪能した私たちは“刀掛の松”に戻り、山頂を目指しました。頂上ヒュッテ前の休憩場所で昼食をとり、さらに行ける人だけ山頂の展望デッキへ。山頂は背の高い木々が無く笹で覆われているため本来なら素晴らしいパノラマ風景を楽しむことができるのですが雲や霧がかかって360度の展望とは行きませんでした。それでも展望デッキは大勢の登山者でいっぱいで、私も一緒にいたKさんからそこから見える次郎笈や一ノ森などを教えてもらいました。頂上にて記念写真を撮ったり、ヒュッテでバンダナや手ぬぐいなどのお買い物を楽しんだり、家族へのお土産を買ったりしたあと下山へ。下山は大劔神社コースをとり西島駅までゆっくり下山しました。途中から天候が悪化し、西島駅からは数名リフトを利用しましたがピンク色のレンゲショウマが可憐に咲いていたり、とても美しいアサギマダラ蝶が、数十匹も花の蜜を吸っていたり、時にはリフトの傍まで寄ってきたりと雨が降る中、贅沢な時間を過ごすことができました。自力下山チームと合流後14:10に帰路につきました。途中「道の駅貞光ゆうゆう館」で反省会をし、今回の山行の様々な感想が述べられました。何といってもキレンゲショウマの姿を見れたことは良かったと全員納得の声を聞くことができました。17:00に坂出ICに到着後解散となりました。ご一緒して下さったみなさんありがとうございました。

費用;1,400円/人                                       (記;住友 )