2024/7/7(日)伊予富士

2024年7月7日 (日)伊予富士・東黒森山往復登山 

CL:Y田 参加者:M田タ、U井、M上、T田、T寺、K野、Mミ   合計8名

≪行動≫

坂出IC 5:55 ― 伊予西条IC ― 国道11号線西条西ノ川コンビニ(休憩)― 旧寒風山トンネル登山口7:45/8:00 ・・・桑瀬峠 8:57/9:07・・・広い鞍部9:40・・・ 伊予 富士山山頂10:35/11:03・・・広い鞍部11:45/12:00 ・‥ 桑瀬峠 12:30 ・・・旧寒風山トンネル登山口13:18/13:50 ― 豊中IC反省会 ― 坂出IC16:00 解散

場所:愛媛県四国中央市

標高:1756m

≪内容≫

伊予富士は、愛媛と高知の境界にある日本三百名山の一つです。独立峰ではありませんが山頂からの展望が魅力的と言われ人気の山です。今回は7月の北アルプス山行の訓練を兼ね、伊予富士から東黒森山へ足を延ばす往復登山の予定です全国的な梅雨のため一週間前の山行は雨降りでした。本日は天気予報は晴れマーク、きっと暑くなるぞとウエアも食料も熱中症対策を意識して準備しました。

旧寒風山トンネル南口の登山口から出発です。出足から急な斜面を進みます。初めの衣服調整目的の休憩時はちょっと暑さを感じるかな?という空気感でした。トップを行くTさんは後続のメンバーを気遣いつつ一歩一歩じっくりと歩いてくれます。小鳥のさえずりがとても心地よく、この音を直接記録に残せないのが残念なくらい良い声で鳴いています。落葉樹林を通り急登を登ると桑瀬峠には8時57分に到着しました。出発時間が予定より約30分程度早かったこともあり、ほぼ30分早めの到着です。桑瀬峠は広場のように開けています。ちょっと水分補給で整え、ここからは見晴らしは良くなるけれどアップダウンのルートに入ります。広い鞍部のあたりでKさんは膝の痛みが持続するため為、下山への脚力温存を優先し、大事をとってその場で待機する事としました。丁度Mさんが使っていた折り畳み日傘を貸してもらい、少しでも日陰を作って座って居られるようにと話しました。日差しも結構照り付き始め「もうちょっと曇ってくれてもいいのにね。」と話しながら進みました。伊予富士の山頂が見えるなだらかな笹尾根道の次は急な登りで、岩を掴み、足場を見極めながらぐいぐいと上がって行きました。5分前後の水分補給タイムをこまめに取りながら最後の急登を経て10時30分に山頂へ到着。「やったー。」と言いつつ、まずは水分を飲みます。山頂から、鞍部あたりで待機しているKさんの姿が見えます。お互いに「おーい。」「おーい。」と手を振り登頂を伝え合いました。日差しが強く、「今の気温は何度かな。」「さぁリュックの奥に温度計有るけど。」とお互い温度計を見るのも面倒なくらい暑さと急登に体力を取られました。おにぎりは口の中でぱさぱさして食べにくく、食事も工夫しないといけないし水分もミネラルの入った経口補水液をタイムリーに飲めるような準備が大切だなと思いました。ペットボトルを凍らせて、そこへ別に持参した飲料水を入れて溶かして冷水にしたり、保温水筒に冷水を入れたり、経口補水液を飲んだりしている人もいました。リーダーからは「暑さもきついし、下で待っている人もいるので予定していた東黒森山へは行かずに下山します。」との指示。30分弱で昼食を食べ下山を開始しました。鞍部で待つKさんと合流し、一緒に下山を開始。Kさん膝痛はさほど悪く無く、往路と同程度の速度で下りました。途中で行き交ったグループは、2.3組くらいでお互いに先を譲ったり、譲られたりでした。30分くらい歩いたら日陰で休憩を取ろうと話しながら行きましたが、ちょうど良いところに、他の登山者が休憩をしていたこともあり、もう少し歩いてからちょっと長めの休憩タイムを取りました。「絶対転ばんぞー。」と念じつつ慎重に歩き全員怪我無く下山できました。

下山後は、登山口の茶屋でコーヒータイムをとりました。旧寒風山トンネルから吹き抜ける風は結構強くて涼しく、靴を洗うための水場の水はとても冷たくて手や顔を洗うと一気に癒されました。帰路の途中豊浜SAで反省会をしました。みんなの感想は、「今日は伊予富士までで良かった。」「今日は120%の体力を使った気がする。」「四国の山だけど水分は2L準備が必要と思った。」リーダーからは、「今日は暑さ対策を考えさせられました。問題なく下山出来て良かった。」との意見でした。これから暫くは、暑さと雨の対応の準備が大事だとつくづく実感しました。次週のアルプス山行に向けて予想以上の訓練山行となりました。さぁ次は、アルプスです。みんな夏山にレッツゴー。どうもおつかれ山でした。

(総費用)24,000円、一人あたり3,000円、)

走行距離240km                             (記録: Mミ)