2024年11月24日(日)箸蔵街道
CL:K田 参加者:Y内、Y田、Mミ、K原、Y田 一般参加者:T島 計7名
《行程》モミの木パーク6:50―財田駅7:05/7:26===箸蔵駅7:37…登山口8:00…箸蔵寺9:30/9:45…二軒茶屋11:40/12:10(昼食)…展望台13:10…財田駅14:45―もみの木パーク15:00
【内容】
今年の夏はいつまでも暑く、随分と紅葉が遅れていますが、今日は箸蔵駅から登り財田駅に下りて来るコースで、箸蔵街道の紅葉を楽しみたいと思います。6:50もみの木パークで待ち合わせ、気温は4℃朝晩はとても寒いです。車2台を財田駅に置き電車に乗り込むと対面式の席もあり、観光列車の様でした。トンネルを抜けると秘境駅があり紅葉を期待しましたが、まだこの辺りは緑色でした。箸蔵駅から15分位でロープウェイ下の登山口に着き、トイレ休憩と各自ストレッチをして遍路道をスタートしました。綺麗に整備されとても歩きやすい道です。少し歩くと身体も温まってきたので衣服調整をし、約30分で国の有形文化財に指定されている仁王門に着きました。大きなわらじが印象的で、もみじも真っ赤に紅葉していました。ここからは石段道が始まり金比羅さんの奥の院だからでしょうか、長い階段が続きました。護摩殿に着きお参りさせて頂くと下に成りきり本尊展望壇というのがあり御本尊様に成りきって写真撮影もしました。(笑)
ここからの石段には般若心経が書かれており、ゆっくりお経をあげながら登り始めて約10分で本殿に着きました。お堂が沢山あり細やかな彫刻は素晴らしかったです。境内は赤や黄色のもみじ、そして金色に輝くイチョウの葉が見事です。紅葉を満喫して財田駅に向かって下っていくのですが、ここからが本当に遠かったです。落ち葉でふかふかの道だったので、とても歩きやすく気持ちいいのですが1時間近く歩いた頃、まだ3分の1しか来てないことにため息が出てしまいましたが、みんなはいちごを見つけて、これ食べれるよね-と言いながら口にしています。甘酸っぱくて少し疲れも取れました。
T下さんの資料によると冬イチゴだそうです。馬除部落を通り広い道を30分ほど歩くと2軒茶屋に着きました。昔はここでお団子やお茶で休憩し宿泊施設にもなっていたようです。この辺りは日陰になっていて風が冷たく身体が冷えてきました。お風呂に入りたいねーと話しながらここで昼食の時間にします。傍に49丁と掘られた石があり、(丁は距離の単位だそうです)ゴールの百丁石を楽しみに後6㎞頑張ります。落ち葉のふかふか道が気持ちいいなーと言いながらアップダウンを繰り返し展望台に着きました。木々に囲まれ景色は見られませんでしたが野鳥についての看板がありK原さんが先生をしてくれ、楽しくいい息抜きが出来ました。春と秋には市を楽しみにこの街道は賑わっていたそうです。昔は何を買いにこの長い距離を歩いていたのでしょうか。下りは結構急な坂道で、歩きやすいとはいえ滑るのが怖くてへっぴり腰になってしまいます。こちら側から登るのは大変そうだなーと話しながらやっと百丁石を見つけた時は嬉しかったです。最後の2㎞はとても長く感じましたが素晴らしい紅葉が観れて小旅行気分が味わえた楽しい一日でした。
《ガソリン代200円・電車代330円》(記:Y田)