2023/11/23(木)平家平・冠山往復

2023年11月23日 (木)平家平・冠山往復

CL:Y田  参加者:M田タ、S井、U井、W辺、Y内、T田、N山、Y津、Mミ  合計10名

≪行程≫

5:00坂出IC ― 中七番登山口6:30/6:40 ・‥ 谷分岐 ‥・ 尾根・・・ 巡視路分岐9:30/9:40・・・ 平家平10:30 ・・・ 冠山 11:45/12:00 ・・・ 平家平12:50/13:00 ・・・巡視路分岐13:42/13:45 ・・・ 尾根 ・・・ 谷分岐 ・・・ 中七番15:30 ― 豊浜IC(反省会)―坂出IC17:30

行動時間約9時間 (休憩含む)

場所:愛媛県新居浜市 平家平 1693m、 冠山1792m

≪内容≫

四国の中央の山へ登るといつも見える山‘平家平’この笹原をまた歩きたい。と思い続けて今回やっと平家平への登頂のチャンスが巡ってきました。私にとっては「めったにいけない山だぞー。」そんな思いで臨みました。10月頃はなかなか秋が来なくて、今年は紅葉狩りが出来ないなーとぼやいていましたが、やっと11月中旬ごろより気温が下がり始めました。私の記憶では、11月は霧氷や積雪、登山道の凍結への対応が必須と理解していました。しかし最近の温かさから、その意識が薄れていたことは大きな反省点です。でも、さすがしっかり者のT田さん、常に山と対峙している人のアンテナは敏感ですね。車の装備もしっかり冬仕様、今日はおろしたてのホワイトカラーのスタイリッシュ感あふれる登山靴で参加です。中七番から歩き出しフォレストパークの瀟洒な静けさを通り過ぎ、遊歩道から山道に入るところで大きな木が根っこごと倒れて前へ進めず。遊歩道からガードレールをまたいで乗り越え山道に入りました。残念なことにT田さんの新しい登山靴は、早くも土汚れをまとい山になじんでいきました。フォレストパークから山道へ行くところは、カタクリの花の群生地に歩行者が立ち入れないようビニール紐で囲いがされていました。来年の春に見事な群生地をみたいなぁと思いました。歩いている間、山には立派な広葉樹が立ちはだかり、落葉は茶色に近いような色をして落葉したのかと思えるようで美しい紅葉は見られませんでした。鉄塔に出るまでに少しずつ足元の雪が増え「やっぱアイゼンはいるんかなぁ。」と内心心配しながら歩きました。幸い道も樹々も凍ってはいませんでした。休憩は最初45分位で「衣服の調整・水分補給を。」と言うリーダーの指示でみんな自分の体調を整えて歩きました。リーダーは「日の入りが早いぶん、コースタイムをあまり遅らせると下山が危ない。」と私たちの脚力と心拍が程よくアップできるよう休憩タイムを加減しながらのリードです。平家平山頂から冠山間は雪が膝下くらいの高さ程度の量でした。結構アップダウンの繰り返しで、見えているがなかなか着けず夏には行きたくないかもと思うくらいの距離感でした。「ここで滑ったら新聞に『60代女性雪山に脚をとられ滑落!』って書かれるわ。気つけないかん。」と頭の中で考えつつ必死で歩きました。雪水で道がぬかるもうが、靴がどろどろに汚れるなんて気にする余裕はありません。下り道の平家平山頂から降りるところは、急な下りになっていて、足の置き場も取りにくく、ポールに体を預けながら進みました。フォレストパークには15:30、怪我無く予定のタイムで帰り着くことができました。駐車場で履物やザックを整え、豊浜SAを目指します。帰路の安堵からか、車窓から見えるもみじの色が山肌に滲むような赤色になっているのにやっと気づきました。山行の疲れを感じつつ、運転手さんの安全ドライブで順調に豊浜SAに着き反省会をしました。この季節やはり雪への備えが必要。休憩も休みすぎると返ってしんどさがでることもある。行動食も冬の視点で選びたいね。でも「何といっても雪があって、しっかり歩けて良かったな。楽しかったわ。」と言うみんなの顔はとってもいい顔でしたよ。行って良かった平家平!また次も行くから私らを待っといてね。みなさん大変お世話になりました。今日もおつかれやま!でした。

(総費用)35,400円、一人3,540円                     (記録:M美)