2025年3月20日(木) 本島(塩飽諸島) 50周年記念登山
CL:S友 SL:M田タ 参加者:Y田、M田ア、S、N川ミ、N川マ、S々原、Hマ、
S井、T寺、T口ア、N山、U林、M上 計15名
≪行程≫
集合・丸亀港フェリー乗り場 7:20/丸亀港 7:40発 ~本島港 8:15着・・・長徳寺8:50・・・遠見山9:18着/9:25発・・・笠島まち並み保存地区9:40・・・東光寺10:30・・・塩飽勤番所10:45着30分間見学 11:15発・・・木烏神社11:40/昼食休憩 12:05・・・本島港12:20/本島フェリー12:35発~
丸亀港着13:05
≪内容≫
丸亀しわく山の会50周年記念登山の第三回目です。今回は丸亀市沖塩飽諸島の本島です。今日(3月20日)は春分の日で祝日であり、その上丸亀市が今年度末まで毎月20日を離島航路の船賃を無料にしているため座れない人が出るほど満員でした。
フェリーは予定時刻どおり8:15分に本島港に到着しました。さあ、出発です。港からは天理教の巨大な建物が見えます。本島小中学校の前を通り、最初の目的地長徳寺へ向かいます。長徳寺は境内にある樹齢450年余のモッコクの木が有名です。塩飽本島三十三ヶ所霊場 第一番札所のお寺です。長徳寺より道路を西に行けばすぐ遠見山への登山口があります。途中、第二番おやみ堂に立ち寄り少し下ったところに『てんぐの足あと』なる岩があります。飯野山の『おじょもの足あと』といっしょですね。そこから少し上がれば遠見山(110m)頂上です。展望台があり、ここから望むことができる瀬戸内の多島美と瀬戸大橋の全景は抜群
です。頂上からは登ってきた登山道ではなく笠島まち並み保存地区へ
降りる登山道を下りました。
笠島地区内の尾上神社横へ降りていきます。
笠島まち並み保存地区は綺麗に整備されているのですが、やはりというかひとけがなく活気がありません。
店もあるのですがどこも空いていませんでした。海岸線に出て砂浜に降りました。
綺麗な砂浜で夏に来て泳げば爽快だろうなという場所でした。
当初の計画では八ヶ峰(161m)に登る予定でしたが、帰りのフェリーを変更するか八ヶ峰を登るのを辞めるという案を参加者に意見聴取したところ、帰って予定のある人が多くフェリーの変更は難しく八ヶ峰の登山断念という事になりました。
第七番東光寺本尊の薬師如来坐像は1959年に国の重要文化財にしてされているのですが、無住の寺院であり、薬師如来坐像の建物内の拝観を希望する際は事前予約が必要だそうです。お寺はかなり荒れています。そこから道路を15分程歩いて塩飽勤番所跡に寄りました。塩飽勤番所跡は現在資料館になっており、入館料が大人200円必要です。ちなみに子どもは無料だそうです。信長、秀吉、家康からの朱印状や咸臨丸に乗船した塩飽水夫たちが米国から持ち帰った品々などが展示されています。
入館料200円では建物等を維持する費用に全く足りませんが見学する価値のある資料館です。
11:15分に出発し、途中塩飽人名の年寄宮本家累代の墓に立ち寄りました。すべて巨大な墓ですが最も大きな墓は初代の年寄宮本伝太夫の墓です。宮本伝太夫は秀吉の朝鮮出兵をはじめ多くの功績を残したそうです。それから、木烏神社(こがらすじんじゃ)に立ち寄り昼食休憩をとりました。昼食休憩の後本島港へ行き当初の12:35分発のフェリーで帰りました。
帰りも定刻通り13:05分に丸亀港に到着し、反省会をした後解散となりました。
(記:S々原)