2024/6/15(土)~6/16(日)笠形山・柏原渓谷 登山&キャンプ

2024年6月15日(土)~6月16日(日)

笠形山・柏原渓谷 登山&キャンプ(コテージ・ホタル狩り)

参加者  CL:Y田  N川、M田タ、K北、S谷、K野、T田      計 7 名

≪行程≫

8:00坂出IC集合出発―9:00柏原渓谷到着、登山開始・・・・11:30笠形山登頂・・・・14:00

柏原渓谷へ下山、コテージにチェックイン―BBQ、カレーなど飲(呑)食開始―

23:30就寝―6:30起床―9:30チャックアウトー11:00坂出IC解散

≪内容≫

今年の定例山行キャンプ第1弾。TaTuTaの森は、コテージにすべてがそろっており、お布団まである!テラスには、BBQ設備があり、室内には暖炉もある。食材のみ持ち込みのみで、快適な一夜が過ごせる。ということで、7名の参加でにぎやかに行ってきた。前回もお世話になったO西さんの計らいで、食料や飲み物は登山前にコテージの中に運び込むことができた。感謝。

目的は親睦のキャンプだが、山の会なので(笑)、初日は山行をした。裏の笠形山である。前回もやや道迷いをしながらであったが、今回は何度も迷った。人が入山した形跡はなく、エニシダの森をかき分けて進み、崖っぷちを歩き、木々の枝をくぐり、道の真ん中に竹がデーン!な所を通り、道のない苔むしたガレ場をよじ登り、倒木も多く、ざれたヘアピン急登、どこまでも続く階段・・・「ひと足幅」「半足幅」「ダイアゴナルステップ」「正しい重心移動」など、御指南が飛ぶ。40%の雨予報でムシムシした中、ようよう大汗をかいて赤い鉄塔までたどり着く。コロナ前の前回は、こんなにしんどくはなかったような記憶だが、コロナ渦で体力が落ちたのか、齢を取ったのか、記憶が抜け落ちたのか、それともその全部なのか…

そこからは、緩いアップダウンはあるものの、やっと景色も見る余裕ができ、木々のきれいな緑色のスペクトラムを堪能しながら快適にトラバース。「笠形山:スグソコ」の看板から5分(も)歩くと三角点に到着。ここでお昼ごはん。凍らせて持ってきてくれたパイナップルに癒される。下山中は、分岐で快適な登山道を選んだと思いきや、沢を目前に道は寸断。対岸の尾根に向けて、うんこらしょっとこの日一番の急登。なんとも里山とは思えないバリエーションに富んだ山行だった。ただただ下山後のビールと、肉にありつきたい一心でがんばった。

コテージ着後は、思い思いに入浴や食事の準備にかかる。

 

M田さんご自慢の牛筋カレー。N川さんの手慣れた準備でBBQ。どちらも最高級の肉を準備いただいた。肉は一人当たり計300gほどあったはずが、それを感じさせることなくぺろりと完食。おいしかった~!

雨の前日、20時から蛍は飛び始めると言われており、柏原渓谷から流れる横の川へホタル狩りに出かけた。1匹光ったと思ったら、あちこちで乱舞。初夏のひと時を満喫した。

ワイン、ビール、桃のリキュール、日本酒。どんどん空いて空っぽに。いい気分だ。人生の諸先輩方の、造詣が深く興味深い話を楽しく聞かせてもらい、あっという間に就寝時間。

おいしい食事と仲間との楽しい会話。贅沢な時間を過ごした。

朝は小鳥のさえずりで目を覚まし、新鮮な空気を肺いっぱいに吸い込む。朝カレーにおにぎり、パン、コーヒー。これまたぺろりと完食し、帰路に着く。最後の難関、県道39号から分け入った県道167号。落石注意の看板と共に道路に突き出た岩の横を通るアクセス道。対向車もなく、岩にぶつかることもなく無事に通過して、家路へ。

 

ヒヤリハット:下山中にスリップして転倒(尻もち)。膝の調子は快方に向かいつつも、全快ではなく、自身も調子を確かめながらの山行であったこと。そのため、重心が十分前足に乗っていないままに、体勢を前方移動させたことによるスリップ。ソール硬め、ハイカットの登山靴が悪路、岩稜帯では歩きやすい。

費用:食費・コテージ料金5000円、車代720円

(記:T田)

【山域】笠形山

762m・コース定数=16(ふつう)・累積標高差=665m・タイム=4時間40分(休憩45分)

香川県最高峰の竜王山より北西に位置し、讃岐山脈の前面にあるため、北側より望むと目立つ山だ。ふもとから見ると、頂上は傘のような形をしている。頂上からの展望はないが、途中の771mピークからは、竜王山や大滝山方面が望める。登山口はいくつかある。今回のTaTuTaの森からのアプローチは、地図上では途中で道が寸断されており、YAMAPのアプリではルートが表示されない。4年前に同じコースで登頂したが、はさみで枝をチョキチョキしながら登り、下りで少々の道迷いがあり藪漕ぎしながら赤い鉄塔にたどりついたことが思い出される。その時の軌跡を頼りに本山行も計画された。