2025/5/3(土)~5/6(火)祖母山・阿蘇山

2025年5月3日(土)~6日(火)祖母山・阿蘇山

CL:Y田 SL:Mカ 参加者:M田タ、T田、T寺、Y津、S友、Y田 計8名

《行程》

5月3日(土)坂出IC 5:00―八幡浜港7:30/7:50―臼杵港11:00~~昼食11:05/12:00―COOP臼杵12:15/12:30―道の駅 原尻の滝13:50/14:30―LAMP豊後大野15:20 *男性は買い物の後下見に

5月4日(日)LAMP豊後大野5:00―北谷登山口7:00/7:15…展望台8:35/8:40…国観峠9:30/9:45…祖母山10:45(昼食)/11:10…風穴13:05/13:20…北谷登山口14:10…14:25―陽目の里キャンピングパーク16:00

《内容》 GWの連休を利用しての山行でしたので、前半はY田、後半はY津が報告させていただきます。

今回、私にとっては初めて泊まりの山行で、九州の祖母山から阿蘇山へ、3泊4日の山旅に参加しました。祖母山(1756.4m)標高差は790m、中級レベルという事もあり、わくわくと不安が入り混じっていました。初日は八幡浜港からフェリーで臼杵へ渡り、港で海鮮を堪能しました。男性3名は翌日の下見に、女性陣はロッジに向かいます。途中、道の駅「原尻の滝」に立ち寄り、観光気分を楽しませてもらいました。夕食のイノシシカレーは、スパイスが効いていてお肉がとても柔らかかったです。21時頃まで、オシャレなロッジでお酒と会話を楽しみました。明日に備えてのアドバイスもいただきました。

2日目は、計画よりも早い5時に出発し、北谷登山口から7時に登山開始です。駐車場は早くも一杯で、下見をしてくれたお陰で、なんとか駐車出来ました。行きは千間平コースから、なだらかで歩きやすい道が続きます。4合目を過ぎた辺りに大分・宮崎・熊本の三県境があり、興味深い場所でした。

国観峠では、山岳部の生徒さん達と再会しました。次回の大会の下見の様です。アケボノツツジに癒され、ここからは急登に差しかかってきました。9合目がなかなか現れずとても長く感じました。やっと着いた頂上からの絶景はとても感動的で、涙が出そうです。百名山の景色を最高のロケーションで楽しむことが出来ました。

下山は風穴コースです。前日の雨で足元はぬかるみ、ロープやはしごを使っての下山は大変でしたが、手の置き方や足の運び方などをその都度アドバイスしてくれたお陰で、ハラハラドキドキも楽しめました。大岩の上で写真撮影も出来ました。山頂から1時間50分で風穴に到着し、なだらかな道を歩き14:15に登山口に着きました。下山後は、お店が無く食材の買い物に苦労しましたが、宿では、お酒や歌で盛り上がり楽しい夜を過ごしました。

 

阿蘇山 高岳(1592m)中岳(1506m)

《行程》

5月5日(月)

陽目の里キャンピングパーク5:30-仙酔峡登山口6:25/6:50—高岳10:20—中岳10:50—火口東展望所11:45—ロープウェイ跡12:00—仙酔峡登山口12:50/13:10-大分県県民の森平成森林公園キャンプ場(泊)15:05

5月6日(火)

大分県県民の森平成森林公園キャンプ場8:30-臼杵港10:00/11:30-八幡浜港13:50-坂出IC16:45

《内容》

5月5日(月)今日も天候は晴れで登山日和となりそうです。宿を予定より2時間早く出発しました。車で1時間程で阿蘇仙酔峡登山口に到着。ここから、阿蘇五岳で一番高い高岳、活火山の中岳、火口展望所、ロープウェイ跡を周回コースで登ります。登山口の仙酔峡は、ミヤマキリシマの群生地で山のあちこちがピンク色に染まっています。15分程、遊歩道を登ると長い岩尾根が始まります。ルートは、黄色スプレーで矢印や丸マークが書かれた石を目印として登って行きます。標高差630mを一気に登ります。ゴツゴツとした岩場ですが、浮石は少ないようです。高岳山頂近くになると、さらに急登になり、段差のある岩場を越えなくてはなりません。気を引き締めて登ります。風が強くなり寒くなって来ました。「あと少し、あと少し」と皆で元気付けをします。登り始めて3時間ちょっとでやっと平らな火口縁に出ました。足もとがふらつくほどの強風です。T田さんが「お腹を風に向けないように歩くと良い」とアドバイスをしてくれます。さらに15分程でめざす高岳山頂にたどり着くことができました。見上げた空は澄んで青く、阿蘇の外輪の山々や遠くに昨日登った祖母山も見えます。「風が強いがここで昼ごはんにしよう」とT田さん。しっかり食べてシャリバテ補充です。

次にめざす中岳には、30分程岩稜を進むと到着。風も少しずつ弱くなっていました。中岳火口からは噴煙は出ていません。なんと表現していいのか、地球でない違う惑星のようです。火口展望所までは、急坂で滑りやすい砂状の道なので要注意です。左側にロープウェイ跡やいくつかのシェルターを見ながら、コンクリートで固めた道や階段の遊歩道を下山します。歩行時間6時間、距離5.6km、標高差740m。全員無事に下山することができ本当に良かったと思います。トイレがないのでちょっと辛かったです。

下山後は、今晩の宿泊地へ。途中、夕食と翌朝食の買い物をしました。到着後に雨が降り出し、登山途中でなくて良かったです。宿はキャンプ場でバンガロー2棟を借りました。夕食後は寝袋で寝ます。

5月6日(火)朝食後、雨の中、帰路に着きました。

4日間と長い山行は初めてでした。またS友さんとY田さんは、1500m級の山に2日続けて登るのも初めてでした。息が苦しくなったり足がつったり手がしびれたりしながらも、先輩達のサポートを受けながら登頂することができました。頑張った先で見る山々の景色に感動したようです。また一緒に登りましょう。

皆様には今回も色々と大変お世話になり、ありがとうございました。

費用:36500円/人                                             (記:Y津)