2022/1/15(土)四国の道・荘内半島

2022年1月15日(土) 四国の道・庄内半島 

CL:M田ア SL;Hマ 参加者:O谷、M高、T田、Y内、N路、S々原、T下、N川、U井、T永昌、T永忍、

 T家、S、F井、M田タ、Y関  計18名

《行動》

詫間マリンウエーブ7:30/7:35―–荘内自然休養村センター7:50/8:00・・・紫雲出山駐車場9:00・・・紫雲出山展望台9:10/9:35・・・箱峠10:39・・・仁老浜(昼食)11:10/11:40・・・灯台分岐12:00・・・どんどろ石・・・立石休憩所12:14/12:20・・・三崎灯台12:34/12:49・・・仁老浜(トイレ)13:30・・・仁老浜バス停13:39(大石海産物店買い物)仁老浜バス停出発14:00―箱バス停―大浜バス停(終点)14:20・・・荘内自然休養村センター着 (デポ車待ち)14:45出発—詫間マリンウエーブ反省会15:00/15:10解散

 

《内容》

2021年4月25日に歩いた「しおさいの道」のさらに北を歩くコースで、燧灘の光る海を見ながら「歴史に包まれた仁尾の山道を歩くということで、楽しみに参加しました。

集合場所は、詫間マリンウエーブ。すでにデポ車担当の5名の方は、7時前にはマリンウエーブに集合し、箱峠まで車をデポして下さいました。本日の参加者は18名。4台の車に分乗し、前回の終点である荘内自然休養村センター駐車場まで移動しました。

私が乗せていただいた4号車での車中の話で、『人数が多く参加する山行は、車単位で集合点呼を取り、逸れることなく行動しなければいけないね』との前週の山行のヒヤリハットを教訓にリーダーが要所要所で声掛けし行動しました。

登山口は、駐車場から5分のところに銀杏の大樹があり、乳薬師如来が祀られている乳薬師から登りはじめました。

 

後ろを振り返ると綺麗なおむすび山が見え、

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O谷さんが丸山島と教えてくれました。潮が引くと丸山島に渡れるとのこと。落ち葉のじゅうたんを踏みしめ30分ほど歩いたところで衣服調整。イノシシが歩いた跡がそこらここらに残っていて、捕獲の柵には米ぬかが置いてありました。そこから15分くらいで標高250mの舗装道路に出ました。海を眺めながら歩き進めると紫雲出山駐車場に9時に到着。

紫雲出山の山頂展望所までの道路脇にスイセンが咲いていました。

あじさいは剪定されていて管理が行き届いているなと感じました。自然休養村センターから山頂までは2.7kmでした。展望所から見える燧灘の向こうに雲海がたなびきその上に雪をかぶった赤星山や石鎚山などの峰々が見えました。また、近くにはイリコ漁が盛んな伊吹島、

北側に福山市方面や東側に目をやれば瀬戸大橋が見えました。

集合写真を撮り、9:35に下山開始。下りの山道は、セメントで舗装整備されていましたが、すべりやすく用心しながら歩きました。

下山の途中に海崎城跡があり、城主の海崎備前守元村は、白峰合戦で軍功を挙げたことから、栗熊、岡田、長尾、炭所などに所領を与えられ西長尾城に移り長尾氏を名乗ったという説明を聞きました。

10:39車をデポしておいた箱峠に到着。

 

朝曇りだった天気は、仁老浜を目指して民家脇を歩いている頃には晴れてきてとても気持ちよく歩けました。

アロエの花が咲き誇っているところから、北西方向には先ほど下りて来た紫雲出山が見えました。11:10仁老浜に到着。

暖かい日差しを浴びながら、海を眺めつつゆっくり昼食を楽しみました。

30分くらい早い行動でここまできました。さて、三崎灯台をめざして、11:40出発。

タイ釣り漁船が6~7隻ほどでしょうかグルグル旋回している

のを左手に見ながら、木漏れ日の中を歩き進める途中、どんどろ石という雷様の爪痕があるといわれる横長の石を見て、すぐに立石休憩所に到着。立石の名前の由来の岩もありました。

 

小休憩して、三崎灯台に12:14到着、抜群の景色を楽しみました。

ここで、T下さんから荘内半島の先端が東西から瀬戸内海に入ってきた海水がぶつかることや坂本龍馬が乗っていた「いろは丸」がこの荘内半島の先で紀州の軍船と衝突して曳航途中に沈没した話や実は龍馬の実家は豪商の分家で非常に裕福な家庭であった話などを興味深く聞きました。

 

 

面白い話は尽きませんが、来た道を引き返し、仁老浜に13:30到着し、竜宮城のトイレをお借りして、当初の予定では14時発のバスには乗れないだろうと思っていたけれども、30分ほど早いペースで歩くことができたので、仁老浜バス停で20分程度バスを待つあいだ、

バス停前の大石海産物屋さんでお買い物をしてバスを待ちました。T下さんは、20年位前にこのお店に来たことがあり、お店を紹介してくれました。14時にマイクロバスがきましたが、12人しか乗れず、6人はデポ車のお迎えを待つことにしました。箱峠で4人が下車し、残りの8人は自然休養村センターがある大浜バス停終点までの20分間バスに乗車しました。デポ車が15分後の14:35頃帰り、詫間マリンウエーブに15:00に帰着しました。反省会をして、小原紅みかんのお土産を頂き解散となりました。

今日は、風もほとんどなく、穏やかなな天候で、抜群の景色に感動し、気持ちの良い1日でした。ヒヤリハットは1件もなく、全員無事に帰って来られてよかったです。朝早くから、デポして下さり、また事前に下見してくださったリーダーさんや協力者の方々に感謝した1日でした。お疲れ様でした。

歩行距離:約10km  費用:バス運賃100円+交通費500円                 (記:Y関)