2025/6/15(日)県連研修「道迷いや動けなくなった時の脱出方法」

県連研修『道迷いや動けなくなった時の助ける方法及び助かる方法』

  • 場所:五色台クラフトハウス
  • 日時:令和7年6月15日 9:00~14:00

資料参照(9:30~12:00座学、12:30~15:30現場での実技)

  • 参加者:高松勤労者山の会9名、さぬき山歩会3名、善通寺山の会5名、観音寺あけぼの山の会2名、丸亀しわく山の会6名(M田タ、N川ミ、I、T田、H田、Y田)    合計25名

≪内容≫

御前は午後からの実技に関する、考え方、使い方、実施の方法等を説明し、午後からは座学で学んだことを実施しました。

☆座学(9:30~12:00)①~⑤の順番で行いました。

①救助要請の判断、連絡ヘリコプター

けが人や病人が出て行動不能または道に迷って現在位置が若ある場所に戻れなくなった場合にはすでに遭難が始まっている。

遭難を認識したら、周囲の安全と同行者の安全確認⇒要救助者の状況把握、応急処置、安全な所への移動等行った後で⇒119番あるいは110番に連絡する。「火事ですか?事故ですか?」と聞かれうるので「山岳遭難事故です。場所は〇〇、発生時間は〇時、負傷者は〇名、救助を依頼します」と答える。とのこと。

  • 地  図:整地、磁北線、クロスベアリングについての説明
  • 非常装備:実際の山行に持っていく装備を使っての説明
  • ビバーク:ツエルトを使ったビバーク方法についての説明
  • 搬送法 :ザック、担架を使った方法の説明

 

 

 

☆実習(12:30~15:30)5班に分かれて、座学で学んだことを実習する場所を5カ所設定し、地図に書かれた場所(①~⑤)順番に移動(コンパスのみ使用)し、①~⑤を実際に行いました。

クラフトハウスから①に移動する際、コンパスを使って整地し、目的地の方向をセット、等高線、地図の距離を意識し、地図(尾根、谷)を見ながら、現在地を推定し、目的地が近いか予測する等

  • から②に移動し分岐で道を間違わないよう、地形の特徴を見て判断する等
  • から③に移動しツエルト設営(10張り)を実施。ストックを使った設営、ロープを張っての設営及びロープワーク等
  • から④に移動し要救助者の搬送、ザックを使った搬送とロープを使っての搬送等

④から⑤に移動しクロスベアリング。現在地を割り出す手法等

 

☆15:30~15:45総括実施。

参加者からの感想、要望等の総括が実施された。

感想の中で主なものは

  • 楽しい研修だった。
  • ツエルトは持っているが実際に使ったことがなかった。これから使えるよう練習したい。いろんなツエルトがあり、購入の参考になった。
  • 地図よみについては知っているようで知らなかったことが分かった。

 

(記:Y田)