2020/7/23(木) 赤石山系 わさび沢・沢登り

今回は7月19日の皇子渓谷に続いて赤石山系の北面の二ツ岳が源流のわさび沢に沢登りに4人で行ってきました。

リーダー:Mカ 参加者:Y田、S原、In 計4人

《行動》
イオンタウン多度津6:10発—-わさび沢入口8:00着、8:20発…わさび沢終点(南端)14:00着…わさび沢入口16:30着—-イオンタウン多度津17:30着

先週皇子渓谷で初めて沢登りを経験し、今回2回目の沢登りとなりました。皇子渓谷に続き、赤石山系沢登りということで楽しみにしていました。未だ梅雨は明けず、香川県にしては雨の多い日が続いており、沢の水量が気になるところでしたが、無事沢登りをすることができました。
今回は水温が約20度と暖かく、まさに沢登りデーとも言えるような日だと思えました。

当初、わさび沢は初心者向けの沢登りができる所と聞いており、皇子渓谷のような緩やかな沢登りをイメージしていました。

ところが、登り始めてしばらくすると、皇子渓谷とは全く違う沢登りがそこには待っていました。

緩やかな石段もあれば高低差のある石段、また、大中小の滝が次々と現れ、我々を楽しませてくれました。2-3メートルもあろうかという滝も、チャレンジしてみれば案外登れるもの。これは登れないんじゃないか?という滝にチャレンジして登ることができたときのうれしさは格別でした。もちろんチャレンジして、あえなく滝つぼに落下し、泳いで戻ってきて「巻いた」ことも何度かありました。

 

途中、数メートルはあろうかという滝にも何度かぶつかりました。

そんなときは大きく「巻く」が必要がありましたが、道なき道をほぼ直登しなければならず大変だったのと、すぐ近くに崖のような切り立った箇所が多くあり、多めに巻かないと危険だということで、巻くことにも多くの体力を使いました。

また、危険な箇所が何カ所かあったのですが、良かったのは、安全確保の点で、スリングを使って登ることを補助したり、巻くときに、少し高さのある場所から下に降りる際、スリング2本をあわせてつなぎ、木に巻いて降りたりしたことでした。

お互いの位置を把握して、無理をせず、分からなければベテランの人に聞く、あるいはベテランの人に先導してもらうといったこともできていたように思いました。

 

おおむね沢登りを始めて、沢登りを終えるのに約6時間かかりました。体力もかなり使う沢登りでしたが、これぞ「沢登り」といえるものだと思いました。帰り道は非常に荒れており、道は良くありませんでした。途中「敬天の滝」という100メートルを超える、見応えのある滝を目にし、一同感嘆の声を上げました。

名前の通り、天を敬うような滝でした。
出発地点に戻ったときには、体に程良い疲労感があり、充実感でみな一杯でした。     記:In